時々、ご宿泊される修学旅行生の生徒さんに「京ことば」について
私からお話をさせて頂く機会があります。
いわゆる方言は、そこの地域に長く生活されているからこそ‘味’が出てくると思うので、
いくら京都で生まれ育ったとはいえども
私みたいな若年者が京都のことばについてアレコレ話すなんて、いささか荷が重い役割です。
それでも有難くも頂いた時間である以上、
「京ことば」に固執することなく、生徒さんが聞いていて飽きないように、
また話し言葉そのものの違いに興味や関心を持って頂けるように…と
堅苦しくないようなオリジナルの簡単な資料を用意してこれまで臨んできました。
しかし、マイナーチェンジは何度かしてきましたが、
自分で作成しておきながらその資料にもだんだん飽きがきはじめたので
そろそろフルモデルチェンジが必要かなぁ、と頭の片隅に置いていました。
先月、市内の某ホテルの売店で面白いものを見つけたので
今後の資料作りに役に立つだろう!と迷うことなく購入しました。

「京ことばかるた」です。しかも市田ひろみさんが読み上げたCD付!
「あ」→ あらへんねん うちのおまん 食べたんだれぇ
「い」→ いちびって そないにほたえたら ケガするえ
「う」→ うっとこに おっさんきはった おまいりに
……とまぁ、続くわけです。
ん?最後はどうなっている?
「を」→ をけら火は きえんよぉに もっときよしや
「ん」→ んまいことぉ おべんちゃらでも 嬉しいわぁ
よく考えられています(^^;)
京都以外の人が読まれると、意味が分からないものもありますよね。
「は」→ はんなりと まいこはん ほんまにきれいやわぁ
この文章なら誰でもわかるだろう、と思っていたのですが
思い出せば過去に「はんなりってどういう意味ですか?」と聞かれたことがありましたっけ…
‘はんなり’とは華やかで上品なさまをいいます。
この‘はんなり’は「粋」に近い感覚で使用しますが、
はっきり言って京都の人間同士の会話で「はんなり」が出てくることは
ほっとんどありません。
さて、最後に今の時期にぴったりのカルタ文章をご紹介しておきます。
「ぬ」 → ぬくたいえぇ あんたもおこたに はいりよし
(訳:暖かいよ あなたもコタツに入りなさいよ)
私からお話をさせて頂く機会があります。
いわゆる方言は、そこの地域に長く生活されているからこそ‘味’が出てくると思うので、
いくら京都で生まれ育ったとはいえども
私みたいな若年者が京都のことばについてアレコレ話すなんて、いささか荷が重い役割です。
それでも有難くも頂いた時間である以上、
「京ことば」に固執することなく、生徒さんが聞いていて飽きないように、
また話し言葉そのものの違いに興味や関心を持って頂けるように…と
堅苦しくないようなオリジナルの簡単な資料を用意してこれまで臨んできました。
しかし、マイナーチェンジは何度かしてきましたが、
自分で作成しておきながらその資料にもだんだん飽きがきはじめたので
そろそろフルモデルチェンジが必要かなぁ、と頭の片隅に置いていました。
先月、市内の某ホテルの売店で面白いものを見つけたので
今後の資料作りに役に立つだろう!と迷うことなく購入しました。
「京ことばかるた」です。しかも市田ひろみさんが読み上げたCD付!
「あ」→ あらへんねん うちのおまん 食べたんだれぇ
「い」→ いちびって そないにほたえたら ケガするえ
「う」→ うっとこに おっさんきはった おまいりに
……とまぁ、続くわけです。
ん?最後はどうなっている?
「を」→ をけら火は きえんよぉに もっときよしや
「ん」→ んまいことぉ おべんちゃらでも 嬉しいわぁ
よく考えられています(^^;)
京都以外の人が読まれると、意味が分からないものもありますよね。
「は」→ はんなりと まいこはん ほんまにきれいやわぁ
この文章なら誰でもわかるだろう、と思っていたのですが
思い出せば過去に「はんなりってどういう意味ですか?」と聞かれたことがありましたっけ…
‘はんなり’とは華やかで上品なさまをいいます。
この‘はんなり’は「粋」に近い感覚で使用しますが、
はっきり言って京都の人間同士の会話で「はんなり」が出てくることは
ほっとんどありません。
さて、最後に今の時期にぴったりのカルタ文章をご紹介しておきます。
「ぬ」 → ぬくたいえぇ あんたもおこたに はいりよし
(訳:暖かいよ あなたもコタツに入りなさいよ)