世間では「働き方改革」や「生産性労働力の向上」などが一つのキーワードとして、
取組むことが風潮の一つになっているようですが、
ご多分に漏れず、ここ、新門荘でも取り組んでいます。
これは年初に掲げた私の目標の一つでした。
限られた時間の中で、アレヤコレヤとやる事山積で、
8月ももう終わりのこの時期にようやく着手するに至りました…
客室係主任と既卒3年未満の社員3名、私を含む計5名で
今日は3回目のミーティングです。
「修学旅行生、ご夕食をお部屋に提供する」というお題で、
まずは全ての行程を洗い出しました。
事前に「現在の業務を書いてこい」と一束渡しておいた付箋をペタペタとホワイトボードに…
非効率的な動きを見つけ、スタッフ間で統一されていない業務を見つけて改善していく。
必ずしも、「労働生産性を上げる=短縮できる業務を見つける」ではありません。
「衛生面を考えて、ここには力を入れよう!」
「効率よくするために、この備品を買い足そう!」
「この行程はお客様に失礼だから、こう改善しよう!」
2時間かけてたくさんの課題が見つかりました。
一つだけ改善しても前後との関係性を無視すると
徒労に終わることもあることが分かりました。
お膳ひとつ拭き上げるにも、個人差が大いにあることも分かりました。
始めはよく分からん、と言わんばかりに眠そうに聞いていたスタッフも
少し表情が変わってきたように思います。
ステップ1 業務を洗い出す
ステップ2 ムダに気づく
ステップ3 改善策を考える
ステップ4 標準化する
ステップ5 横入り対策
ステップ6 実行!
ステップ7 定着させる
ステップ8 振り返る → そしてステップ1に戻る…
今日はステップ1-2と、部分的にステップ3まで。
この社内のプロジェクトがうやむやに流れてしまわないように
「毎週1回2時間」と次回の日時を決めて行っています。
ビフォー&アフターを見たり、創意工夫するのが好きな私は、
この週一回のこの日を楽しんでいます。