先週は修学旅行で京都に来られている女子高生の皆さんが
昼食をとりにお越しになりました。
同時に、本年度4回目、
当館オリジナルの修学旅行生向け「食育プログラム」も実施されました。
3種類の出汁の飲み比べを体験してもらったり、
京野菜の披露など和食の文化について
幅広くお話させてもらうプログラムです。
お箸のマナーはどこでもされる話でしょうが、
箸とお椀のどちらを先に持つか知ってはりますか~??
2013年にユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」は
ただ食べるだけではなく、それなりの知識がある方が美味しく感じる幅が広がります。
今はレンジでチンすれば、とりあえずお腹が満たされる時代。
そんな時代こそ、「食」について真剣に知る機会は必要だと思っています。
それをレクチャーする時間を学校側からご指名いただき、頂戴できることは
提供する側の私たちにとっても、若者育成の為に一役買っていることにもなり有難い事だと思っています。
調理人が披露する職人技「かつら剥き」は
皆さん、大注目!
和紙のような薄さで、途切れることなく剥かれていく様子を見ることは
初めてで「おぉ~!」とあちこちから感嘆の声が聞かれました。
「和食」はこのような職人技の連続で出来上がるのです。
そんな一コマをご覧いただきました。
ほんとにお行儀が良く、清々しい生徒さん達。
高校生らしい可愛い笑顔がたくさん見られて
仕事冥利に尽きるなぁと思いました。
写真撮影にご協力いただいたお礼として
市内観光なさるグループ別に、私たちと撮った記念写真は
まもなく学校様に届けられます。
またいつの日か京都にお越しいただくことを願っています☆