今年3回目の社内サービスコンテスト。
基本的な接客スタイルの確認をするために
お客様役とサービス役に分かれて互いの接客を見合います。
今回は料理の試食も兼ねました。
ご提供していく料理を自分自身が口にすることで、
「これはこういう風に説明した方が親切ですよね」という気付きもあり
やはり試食会とサービスコンテストは同時にしていくべきか…と痛感しました。
現在、お客様にお渡ししているお品書きは
調理場から細かな食材まで書かれた献立を
改めてとてもシンプルなものに書き換えています。
見たら分かる!という食材などは書かないように。
出来るだけお客様の食事の煩わしさとならないように、
という思いの一方で、こちらがご説明する食材や調理法などで
お客様同士の会話が弾まれるように…
世間ではどの飲食店でも、料理の説明もいつの頃からか懇懇とするような風潮になってきました。
私個人的には、その場にいる人との会話を楽しみたい派なので、
料理の説明をするために会話が途切れるまで立ち止まられていたり、
くどくどと話されるとウンザリします。
とはいえ、そのスタッフさんの気持ちもわかるので
空気を読んで話しやすくする雰囲気にも持っていける… 私も腐ってもプロ。
余計な料理の説明は要らないけれど、
こちらから質問した時に的確に回答をもらえると同業として頭が下がります。
当館の接客スタイルも最終的に目指すべきはそこですが、
今の若い子たちにはまずは基本の知識を叩き込んでもらわないと
そんな応用さえ効きません。
さておき、今年に入り毎度同じ10-20代のメンバー5名に実技をしてもらってきましたが、
彼ら彼女らがそれぞれに目標を持って
もっと高みのある接客をしようとする姿勢が見えることは喜ばしいことです。
私もこの社内研修がマンネリにならないように、
また私が居なくても、各自で訓練ができるシステムを
構築していかねばならないと考えています。