17日(日)に京都会館で
「五花街の合同公演 都の賑わい」を観に行きました。
芸妓・舞妓が活躍する花街は京都に5つあります。
例えば茶道に表千家・裏千家・武者小路家と流派があるように
日本舞踊にも流派があります。
京都の5つの花街にはそれぞれ舞の流派があり、
同じ演目でも唄の解釈・テンポ・抑揚、振り付けなど異なります。
私が知る限りでは、舞妓の必須舞「祇園小唄」は
‘祇園甲部’は後ろ向きで片膝を着いてスタートです。
別の花街‘宮川町’では表向きでスタート。
さらに‘祇園東’は扇子を使います。
流派が異なる故に、基本的に同じ舞台に芸舞妓が立つことは無いわけです。
ところが平安遷都1200年を記念に毎年6月に二日間
「五花街の合同公演」が行われ、今年で14回目を迎えることになりました。
会場では写真撮影は禁止されていたので、
16日付けの京都新聞の記事をご覧ください。
写真は五花街のフィナーレでの舞妓の演し物ですが、
公演は主に芸妓さんが出演していました。
昨日今日出た舞妓の舞より、
やはり年季の入った芸妓の舞の方が見ごたえがあると思います。
以下、私の素人感想です。
‘上七軒’は金屏風のみをバックにたった一人の芸妓さんの舞です。
格調高い感じを受けました。
…が、舞(唄)の意味が分からずウトウトしちゃいました。
‘先斗町(ポントチョウ)’は尾上流の特徴なのかセリフがあります。
羽衣?とかいう演目で二人の芸妓さんの舞です。
ストーリー仕立てなので、ずぶの素人の私でもなんとなく理解できました。
一番印象に残っています。
‘祇園甲部’は井上流です。他の流派と大きくことなるのは
能楽が取り入れられている事でしょう。
いつ観ても、他所の舞に比べて男っぽい印象を受けます。
今回は7人の芸妓さんが出演していましたので、
全員で揃えなければならない動作が多い分、
さぞ稽古が大変だったのではと思われました。
ちなみに7人の最年長の芸妓さんは私の中学校の2才上の先輩なんですねぇー
‘宮川町’は ……あまり覚えてないなぁ。
この演目の前に15分間の休憩があり、
そのときに母が買って来てくれたパンフレットを読んでからだな。
不真面目ですみません。
‘祇園東’は3人の芸妓さんで、演目「俄獅子」というだけあって
片手で持てる「獅子」を思わせる鈴のついた小道具を使っていました。
そういえば、ここは「祇園小唄」でも扇子を使うから、
小道具が好きなのかな?
ところで、観客者の半分は着物姿でした。9割が花街関係者でしょう。
あちこちで、「おおきに、ねえさん。おかあさん」と聞こえました。
各花街の公演の後、舞台変えで5分ほど間があり、
幕の表に司会者が出てきて、あれこれ話していました。
その僅かな時間なのに観客の移動の多いこと、多いこと。
中間休憩でもないのに
立ったり、座ったり、あっち行ったり、こっち行ったり。
着物姿の人ばかりだから、
おそらく楽屋に行ったりしてるのかな〜と目で追ってました。
旅行会社のツアーで観に来ている観客もいるし、
純粋な花街オタクもいるだろうし、こうもウロウロされると
他の観客には迷惑だなと思いました。
私は今回初めて鑑賞したので、
5つの花街のそれぞれの特徴ある舞が一度に観られてなかなか良かったです。
どうせなら、「題名のない音楽会」や「歌舞伎、初心者鑑賞会」みたいに
素人相手に舞の説明などあればいいのになぁ。
あと、お馴染みの「祇園小唄」を一斉に舞ってくれるとか。
企画をもっと詰めれば、座席はもっと埋まるだろうーなぁ。
観客が花街関係者ばかりだから、そんなサービスはさらさら無いよな…
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★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。
「五花街の合同公演 都の賑わい」を観に行きました。
芸妓・舞妓が活躍する花街は京都に5つあります。
例えば茶道に表千家・裏千家・武者小路家と流派があるように
日本舞踊にも流派があります。
京都の5つの花街にはそれぞれ舞の流派があり、
同じ演目でも唄の解釈・テンポ・抑揚、振り付けなど異なります。
私が知る限りでは、舞妓の必須舞「祇園小唄」は
‘祇園甲部’は後ろ向きで片膝を着いてスタートです。
別の花街‘宮川町’では表向きでスタート。
さらに‘祇園東’は扇子を使います。
流派が異なる故に、基本的に同じ舞台に芸舞妓が立つことは無いわけです。
ところが平安遷都1200年を記念に毎年6月に二日間
「五花街の合同公演」が行われ、今年で14回目を迎えることになりました。
会場では写真撮影は禁止されていたので、
16日付けの京都新聞の記事をご覧ください。
写真は五花街のフィナーレでの舞妓の演し物ですが、
公演は主に芸妓さんが出演していました。
昨日今日出た舞妓の舞より、
やはり年季の入った芸妓の舞の方が見ごたえがあると思います。
以下、私の素人感想です。
‘上七軒’は金屏風のみをバックにたった一人の芸妓さんの舞です。
格調高い感じを受けました。
…が、舞(唄)の意味が分からずウトウトしちゃいました。
‘先斗町(ポントチョウ)’は尾上流の特徴なのかセリフがあります。
羽衣?とかいう演目で二人の芸妓さんの舞です。
ストーリー仕立てなので、ずぶの素人の私でもなんとなく理解できました。
一番印象に残っています。
‘祇園甲部’は井上流です。他の流派と大きくことなるのは
能楽が取り入れられている事でしょう。
いつ観ても、他所の舞に比べて男っぽい印象を受けます。
今回は7人の芸妓さんが出演していましたので、
全員で揃えなければならない動作が多い分、
さぞ稽古が大変だったのではと思われました。
ちなみに7人の最年長の芸妓さんは私の中学校の2才上の先輩なんですねぇー
‘宮川町’は ……あまり覚えてないなぁ。
この演目の前に15分間の休憩があり、
そのときに母が買って来てくれたパンフレットを読んでからだな。
不真面目ですみません。
‘祇園東’は3人の芸妓さんで、演目「俄獅子」というだけあって
片手で持てる「獅子」を思わせる鈴のついた小道具を使っていました。
そういえば、ここは「祇園小唄」でも扇子を使うから、
小道具が好きなのかな?
ところで、観客者の半分は着物姿でした。9割が花街関係者でしょう。
あちこちで、「おおきに、ねえさん。おかあさん」と聞こえました。
各花街の公演の後、舞台変えで5分ほど間があり、
幕の表に司会者が出てきて、あれこれ話していました。
その僅かな時間なのに観客の移動の多いこと、多いこと。
中間休憩でもないのに
立ったり、座ったり、あっち行ったり、こっち行ったり。
着物姿の人ばかりだから、
おそらく楽屋に行ったりしてるのかな〜と目で追ってました。
旅行会社のツアーで観に来ている観客もいるし、
純粋な花街オタクもいるだろうし、こうもウロウロされると
他の観客には迷惑だなと思いました。
私は今回初めて鑑賞したので、
5つの花街のそれぞれの特徴ある舞が一度に観られてなかなか良かったです。
どうせなら、「題名のない音楽会」や「歌舞伎、初心者鑑賞会」みたいに
素人相手に舞の説明などあればいいのになぁ。
あと、お馴染みの「祇園小唄」を一斉に舞ってくれるとか。
企画をもっと詰めれば、座席はもっと埋まるだろうーなぁ。
観客が花街関係者ばかりだから、そんなサービスはさらさら無いよな…
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