新・世界の七不思議

世界の七不思議、ご存知ですか?

・ギザの「ピラミッド」
・「アレキサンドリアの大灯台」
・ミソポタミアの「バビロンの空中庭園」
・ギリシャの「ロードス島の巨大神像」
・オリンピアの「ゼウス像」
・小アジアの「エフェソスのアルテミス神像」
・「ハリカリナッソスの霊廟」

…続けて言うと舌を噛みそう。
現在も残るのは唯一「ギザのピラミッド」のみだそうです。
どれもこれも紀元前の建造物ですからね。

さて、2000年に人類が創造した偉大な遺産を
上記の「世界の七不思議」に代わり「新・世界の七不思議」として
文化財保全のシンボルにしようというが決まりました。

ユネスコやスイス政府の協力も得て
2005年に愛知万博で投票の呼びかけがスタートしたようです。


現在なんと世界遺産は800もあるそうです。
それを世界の建築家や歴史家によって21まで絞り込んだそうです。

その21から7つまでは我々が電話やインターネットで投票できます。
さー、絞り込まれた21個を順に見てみましょう。

1.  アクロポリス(ギリシャ)
2.  アルハンブラ宮殿(スペイン)
3.  アンコールワット(カンボジア)
4.  チチェン・イツアのピラミッド(メキシコ)
5.  イエス・キリスト像(ブラジル)
6.  コロッセオ(イタリア)
7.  イースター島のモアイ像(チリ)
8.  エッフェル塔(フランス)
9.  万里の長城(中国)
10. 聖ソフィア大聖堂(トルコ)
11. 「 ? 」
12. クレムリンと赤の広場(ロシア)
13. マチュ・ピチュ(ペルー)
14. ノイシュヴァンシュタイン城(ドイツ)
15. べトラ(ヨルダン)
16. ギザのピラミッド(エジプト)
17. 自由の女神(アメリカ)
18. ストーンヘンジ(イギリス)
19. シドニー・オペラハウス(オーストラリア)
20. タージ・マハール(インド)
21. トンブクトゥ(マリ)


さてさて、11.がどこの何かお分かりでしょうか。
実は日本の清水寺です。
清水寺の創建は778年で、
これまでに10回以上壊されたり全焼しているようです。
しかし、こちらの舞台と本殿は国宝です。

日本の寺社仏閣を始め昔ながらの建築物というのは
釘などの金属は一切使わず、
時には樹齢何百年の木々のみの巧みな組み合わせで構造されているのです。

清水寺も勿論その一つであり、
それが新・世界の七不思議の最終候補として残るという事は
日本人が誇れるべき事だと思います。


清水寺は新門荘からバスで15分程。
春・秋の観光シーズンは大交通渋滞で1時間以上かかることもあるので、
宿泊のお客様にはブラブラ歩かれて行かれる事をお勧めしています。
途中、高台寺や産寧坂周辺の土産物屋など飽きないので
30〜40分の時間を感じさせないから。

さて、私が清水寺に行ったのはメンバー二人で結成されている
「世界遺産ツアー第一回」で、中学生以来の3年前に行ってきました。
本堂近くで売っていた大黒様が魅力的で購入。

大黒さま.JPG

大黒さんや恵比寿さんが大好きな私はついつい買ってしまう…
それにしても、いくら「大『黒』様」といっても
この大黒さまはリアルだなー
写真撮るために手に取ったらホコリかぶってた…おーっと!


それよりも、皆さん是非「新・世界の七不思議」の一つに
この日本国の建造物が入るように投票してみてくださいね。

http://www.new7wonders.com/index.php?id=315&L=8/index.html

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