昨日は日帰りで下呂温泉まで研修でした。
9時に出発して下呂温泉に13時到着。
「みやこ」さんの館内見学と「小川屋」さんで昼食です。
「みやこ」の専務は以前からご縁があり、
今回も無理を言って、館内の見学と専務から話をして頂く事になりました。
打ち合わせの段階で、何を話せばいい？？って言われてたのですが、
私は彼女が話す事は何もかも全て、
我々同業者に良い刺激になるだろうと思っていたので
そこまでジャンルを問いませんでした。
いつも私は言いますが、京都の旅館はレベルが低い。
観光客に困らないから胡坐をかいているところがあると思います。
年間を通してお客様に不自由しない立地にありながら
借金は山盛りだし、料理はいまいちだったり、HPも寂しかったり、
建物の改装も遅れている。脱エージェントもなかなか進まなかったり、
無駄な広告を出していれば、顧客管理もままならず。
上記、全て網羅しているような旅館もあるような…
新門荘だって、
世間知らずで勉強不足で勘違いの経営をしてきた反省は多々ありました。
もちろん、今も反省と勉強の繰り返しです。
料理人だったら、他の料理を食べ歩いたりして勉強するでしょうが
旅館の人間は、あまり他館見学をする機会が少ないように思います。
それは小型旅館ほど仕方がないかもしれません。
「女将」を前面に出していれば、そうやすやすと外には出られませんから。
だから、どうしても固定概念にとらわれたり、
自分だってやろうと思えばできるさ！と勘違いしたりしてしまいがち。
ましてや「他所は他所！うちんところはこれでええんや！」と
正当化してしまうところさえある始末。
研修とはいえ、慰安旅行的に参加していた旅館もあるようですから
「みやこ」の専務のお話についてこれなかった人も多かったかもしれません。
私が専務の話で印象に残っていることの一つに、
「私の姑は旅館に長くいすぎて、
自分の旅館が如何にボロイか気付いてないんですね〜
気付かないからなんとかしようとも思わない」
というくだりでした。
東京の一流ホテルを始め、
いろんなジャンルの、いろんな地域で頑張っている旅館を
見ていって初めて気付かされる事はたくさんあります。
またその積み重ねが感性を磨いていく事にも通じると思います。
旅館に携わる人間はいろんな形で繁盛している旅館をもっと見て
自身の意識を高めていくことは絶対必要だと思います。
専務は「みやこ」さんが繁盛して落ち着いた今でも
気になるところはリサーチを兼ねて、宿泊しに行くそうです。
少し前は「今はホテルのホスピタリティが気になる」と仰ってました。
旅慣れたお客様の要望は
やはりホテルでは当たり前のサービスを求められるとの事。
私がこれだけ「みやこ」の専務を信奉しているのは
やはり同じ女性だから意識しているという事もあると思います。
これまでの旅館の女性は「女将」という枠に
世間から当てはめられてきたけれども、
彼女はある時から一切着物を着ずに、一つの旅館を盛り上げたわけです。
そして、もっと大きな目で見ると
一つの旅館の繁盛は地域の活性にも繋がるわけです。
「社会に貢献する」、これが会社経営の最たる理想だと私は思っています。
だから、旅館というのは一人勝ち組でもいけない。
みんなお手々つないで、仲良く仲良く…と共産主義的な考えはありませんが、
ある程度のレベルの底上げが、
しいては地域の魅力に繋がっていくものと確信しています。
昼食でお世話になった「小川屋」さんの支配人から
「下呂は年間100万人の観光客が訪れます」とお聞きしましたが、
感心と同時にこの温泉地では個々の旅館がそれぞれ相当努力しているんだ
と痛感しました。
さて、京都到着は21時でした。
往復8時間、実りある研修でしたが道中はほんと疲れた。バスは嫌だー。
一緒に行った「旅館こうろ」さんもこの研修を書かれています☆
私はラムネパフェを食べましたが、
こうろさんはめずらしいパフェを食べてはりましたよ。
http://kyoto-waka.jugem.jp/index.html
「こころをなでる静寂 みやこ」
http://www.miyako21.co.jp/index.html
「小川屋」
http://www.gero-ogawaya.net/index.html
ブログ更新に勉励します☆ クリックしてくださいね♪
★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。
9時に出発して下呂温泉に13時到着。
「みやこ」さんの館内見学と「小川屋」さんで昼食です。
「みやこ」の専務は以前からご縁があり、
今回も無理を言って、館内の見学と専務から話をして頂く事になりました。
打ち合わせの段階で、何を話せばいい？？って言われてたのですが、
私は彼女が話す事は何もかも全て、
我々同業者に良い刺激になるだろうと思っていたので
そこまでジャンルを問いませんでした。
いつも私は言いますが、京都の旅館はレベルが低い。
観光客に困らないから胡坐をかいているところがあると思います。
年間を通してお客様に不自由しない立地にありながら
借金は山盛りだし、料理はいまいちだったり、HPも寂しかったり、
建物の改装も遅れている。脱エージェントもなかなか進まなかったり、
無駄な広告を出していれば、顧客管理もままならず。
上記、全て網羅しているような旅館もあるような…
新門荘だって、
世間知らずで勉強不足で勘違いの経営をしてきた反省は多々ありました。
もちろん、今も反省と勉強の繰り返しです。
料理人だったら、他の料理を食べ歩いたりして勉強するでしょうが
旅館の人間は、あまり他館見学をする機会が少ないように思います。
それは小型旅館ほど仕方がないかもしれません。
「女将」を前面に出していれば、そうやすやすと外には出られませんから。
だから、どうしても固定概念にとらわれたり、
自分だってやろうと思えばできるさ！と勘違いしたりしてしまいがち。
ましてや「他所は他所！うちんところはこれでええんや！」と
正当化してしまうところさえある始末。
研修とはいえ、慰安旅行的に参加していた旅館もあるようですから
「みやこ」の専務のお話についてこれなかった人も多かったかもしれません。
私が専務の話で印象に残っていることの一つに、
「私の姑は旅館に長くいすぎて、
自分の旅館が如何にボロイか気付いてないんですね〜
気付かないからなんとかしようとも思わない」
というくだりでした。
東京の一流ホテルを始め、
いろんなジャンルの、いろんな地域で頑張っている旅館を
見ていって初めて気付かされる事はたくさんあります。
またその積み重ねが感性を磨いていく事にも通じると思います。
旅館に携わる人間はいろんな形で繁盛している旅館をもっと見て
自身の意識を高めていくことは絶対必要だと思います。
専務は「みやこ」さんが繁盛して落ち着いた今でも
気になるところはリサーチを兼ねて、宿泊しに行くそうです。
少し前は「今はホテルのホスピタリティが気になる」と仰ってました。
旅慣れたお客様の要望は
やはりホテルでは当たり前のサービスを求められるとの事。
私がこれだけ「みやこ」の専務を信奉しているのは
やはり同じ女性だから意識しているという事もあると思います。
これまでの旅館の女性は「女将」という枠に
世間から当てはめられてきたけれども、
彼女はある時から一切着物を着ずに、一つの旅館を盛り上げたわけです。
そして、もっと大きな目で見ると
一つの旅館の繁盛は地域の活性にも繋がるわけです。
「社会に貢献する」、これが会社経営の最たる理想だと私は思っています。
だから、旅館というのは一人勝ち組でもいけない。
みんなお手々つないで、仲良く仲良く…と共産主義的な考えはありませんが、
ある程度のレベルの底上げが、
しいては地域の魅力に繋がっていくものと確信しています。
昼食でお世話になった「小川屋」さんの支配人から
「下呂は年間100万人の観光客が訪れます」とお聞きしましたが、
感心と同時にこの温泉地では個々の旅館がそれぞれ相当努力しているんだ
と痛感しました。
さて、京都到着は21時でした。
往復8時間、実りある研修でしたが道中はほんと疲れた。バスは嫌だー。
一緒に行った「旅館こうろ」さんもこの研修を書かれています☆
私はラムネパフェを食べましたが、
こうろさんはめずらしいパフェを食べてはりましたよ。
http://kyoto-waka.jugem.jp/index.html
「こころをなでる静寂 みやこ」
http://www.miyako21.co.jp/index.html
「小川屋」
http://www.gero-ogawaya.net/index.html
ブログ更新に勉励します☆ クリックしてくださいね♪
★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。
