某旅行業者の新入社員研修会がありました。
年に一度、毎年この時期に全国各地の新入社員がこの研修会に参加します。
この研修会には旅館側も協力します。
彼らは教育旅行、つまり主に修学旅行のセールスマンであり、
時には添乗員として同行します。
売り物=旅館をよく知らなければ、販売に繋がらないとして、
二日間で約8件の京都の旅館をまわります。
約40分間で館の見学をして、各旅館の強み=セールスポイントを
自らの目で確かめていく、というのがこの研修の最たる目的であるようです。
今や個人旅行は旅行業者を通さずとも
各施設のHPやインターネットを通して、
宿泊予約を入れることは簡単になりましたが、
修学旅行をはじめ大人数の旅行となるとやはり旅行業者を通します。
旅行業者は宿の手配はもちろん、交通機関や行程の調整までしていきます。
一つの学校の修学旅行の担当を請け負うために(仕事を得るために)、
数ある旅行業者もそれぞれ懸命のようです。
さて、私は二日間7名の新人社員を
事前に割り振りされた旅館へエスコートしました。
エスコートとは何やら大そうな聞こえがしますが、
旅館に連れていった後は、特にする事がありません。
約40分間、旅館のオーナーや支配人さんと話すか、
置かれている雑誌を読むか…
さて、一日目の夜はその旅行業者の新人社員と
旅館の社長・支配人達との懇親会です。
新門荘からは なにやら役をしている父=社長は上座に座っていましたが、
課長と私の三人が出席しました。
新人社員40名近くは酒や食事よりも、旅館側への挨拶で必死です。
私のところにもたくさん来ていただきました。
「この5月に○○中学校で、新門荘で宿泊いたしました。」
「平成20年の○月に×▽中学校でお世話になります」
…??? うーむ、わからない。
新門荘では修学旅行のハンドリングは課長が一任してます。
だから、同じくその懇親会に出席してた
課長に挨拶に行くように話をしておく。
「あそこの席に座っている男性が、うちの頼りになる課長だから。
彼は頭がいいから、全ての学校名など覚えているから向こうにいっておいで」
そして、私はひたすら食べる。
また、社員が名刺交換に来る。
再び同じように課長を案内する。
またまた飲む&食べる …なにやってんだ?!わたしは。
きっと課長はあんまり食する時間がなかったであろうが、
新人社員にとっては、私との通り一遍のありきたりの会話よりかは
得られるものがあったであろう。
さておき、ひとつ感心したことがありました。
マイクをまわしての全員の一言挨拶で、こう話した女性社員がいた。
「私は京都が大好きです。この京都を多くの子供たちに知ってもらいたく、
教育旅行担当に希望して入社しました。」
…素晴らしい!!
そうです、京都市や旅館が懸命に修学旅行生を京都に誘致するのは
一人でも多くの修学旅行生に「京都ファン」となって頂きたいからなのです。
以前、私のブログのコメントで年に10回以上京都に来られている方から
『新門荘さんでお世話になった中学時代の修学旅行が、
私が京都好きになった原点だと思っています』
と、書いてくださった方がいらっしゃいましたが、
言葉では表現できないなんとも嬉しい気持ちになり、胸が熱くなりました。
おそらくほとんどの中学生が修学旅行が「初・京都」となるのでしょう。
その第一歩を成功させるために京都市・旅行業者・宿・京都の住民…
皆が一丸となって受け入れるわけです。
新人社員には「京都ってなんてすばらしい」と感じてもらい
中学校の先生方に修学旅行は京都で!、
そしてこんな宿をまた行程をお勧めします、と営業してもらう。
受入の一つである旅館も、
多くの生徒さんに未来の京都ファンになってもらえるように
安全で快適な宿泊施設を提供する。
新人社員の皆様、頑張ってね♪
ブログ更新に勉励します☆ クリックしてくださいね♪
★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。
年に一度、毎年この時期に全国各地の新入社員がこの研修会に参加します。
この研修会には旅館側も協力します。
彼らは教育旅行、つまり主に修学旅行のセールスマンであり、
時には添乗員として同行します。
売り物=旅館をよく知らなければ、販売に繋がらないとして、
二日間で約8件の京都の旅館をまわります。
約40分間で館の見学をして、各旅館の強み=セールスポイントを
自らの目で確かめていく、というのがこの研修の最たる目的であるようです。
今や個人旅行は旅行業者を通さずとも
各施設のHPやインターネットを通して、
宿泊予約を入れることは簡単になりましたが、
修学旅行をはじめ大人数の旅行となるとやはり旅行業者を通します。
旅行業者は宿の手配はもちろん、交通機関や行程の調整までしていきます。
一つの学校の修学旅行の担当を請け負うために(仕事を得るために)、
数ある旅行業者もそれぞれ懸命のようです。
さて、私は二日間7名の新人社員を
事前に割り振りされた旅館へエスコートしました。
エスコートとは何やら大そうな聞こえがしますが、
旅館に連れていった後は、特にする事がありません。
約40分間、旅館のオーナーや支配人さんと話すか、
置かれている雑誌を読むか…
さて、一日目の夜はその旅行業者の新人社員と
旅館の社長・支配人達との懇親会です。
新門荘からは なにやら役をしている父=社長は上座に座っていましたが、
課長と私の三人が出席しました。
新人社員40名近くは酒や食事よりも、旅館側への挨拶で必死です。
私のところにもたくさん来ていただきました。
「この5月に○○中学校で、新門荘で宿泊いたしました。」
「平成20年の○月に×▽中学校でお世話になります」
…??? うーむ、わからない。
新門荘では修学旅行のハンドリングは課長が一任してます。
だから、同じくその懇親会に出席してた
課長に挨拶に行くように話をしておく。
「あそこの席に座っている男性が、うちの頼りになる課長だから。
彼は頭がいいから、全ての学校名など覚えているから向こうにいっておいで」
そして、私はひたすら食べる。
また、社員が名刺交換に来る。
再び同じように課長を案内する。
またまた飲む&食べる …なにやってんだ?!わたしは。
きっと課長はあんまり食する時間がなかったであろうが、
新人社員にとっては、私との通り一遍のありきたりの会話よりかは
得られるものがあったであろう。
さておき、ひとつ感心したことがありました。
マイクをまわしての全員の一言挨拶で、こう話した女性社員がいた。
「私は京都が大好きです。この京都を多くの子供たちに知ってもらいたく、
教育旅行担当に希望して入社しました。」
…素晴らしい!!
そうです、京都市や旅館が懸命に修学旅行生を京都に誘致するのは
一人でも多くの修学旅行生に「京都ファン」となって頂きたいからなのです。
以前、私のブログのコメントで年に10回以上京都に来られている方から
『新門荘さんでお世話になった中学時代の修学旅行が、
私が京都好きになった原点だと思っています』
と、書いてくださった方がいらっしゃいましたが、
言葉では表現できないなんとも嬉しい気持ちになり、胸が熱くなりました。
おそらくほとんどの中学生が修学旅行が「初・京都」となるのでしょう。
その第一歩を成功させるために京都市・旅行業者・宿・京都の住民…
皆が一丸となって受け入れるわけです。
新人社員には「京都ってなんてすばらしい」と感じてもらい
中学校の先生方に修学旅行は京都で!、
そしてこんな宿をまた行程をお勧めします、と営業してもらう。
受入の一つである旅館も、
多くの生徒さんに未来の京都ファンになってもらえるように
安全で快適な宿泊施設を提供する。
新人社員の皆様、頑張ってね♪
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