京都 祇園 旅館「新門荘」は京都市内祇園の中心で京都観光に便利な旅館です。

舞妓さんのかんざしは月々に変わります。

今月は「菊」の花をモチーフにしたかんざしを挿します。

ところが、舞妓さんのキャリアによって
「菊」も大きさや色など変わってきます。

下の写真は舞妓歴１年未満のかんざしです。

小さな菊の花がたくさんあります。
左側と頭の中央の２箇所にかんざしが挿してあります。

左のかんざしの下には「びらびら」があります。
京都の銘菓・八つ橋の形を小さくしたような…

これは歩くと揺れます。
可愛らしさをめいいっぱいアピールする、舞妓歴が浅い子達のかんざしです。



２年目以降の舞妓さんはこの「びらびら」はしない事になります。


さて、今日の宴会ではこのブログでも何度か登場してもらっている、
私の好きな舞妓さんの一人、「美代治（ﾐﾖﾊﾙ）」さんが来られました。

彼女は早いもので、もう４年目の舞妓さんです。

店出し（舞妓デビュー）した頃から落ち着いた彼女は
ますます上品で女性らしく、
彼女が来た日は私も安心してお席を任せられます。




上級生のお姉さん舞妓になると、下級生の頃のかんざしとは違い、
大きな一輪の「菊」を挿していますよね。

頭の中央は「菊」のかんざしではなく、普通の和櫛を挿しています。


シンプルに…でも華やかに。



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