我慢・辛抱・忍耐

「我慢・辛抱・忍耐」…どれも私にとって苦手な事ばかりです。


言いたい事があれば、その場で言うし
やりたい事があれば、なんとか決行しようともがく。


しかしながら、このお仕事を始めて
これまでの自分の性格を
全面的に出せない時・出してはいけない時があり、
時々ジレンマを感じます。




某学校の添乗員から言いたい放題言われました。


「ソフト面が悪いのは女将の統率力がないからだ」を始め
料理も前より悪い、これも前より悪い、あの時の対応も悪い。
女将のクセに見送りも来ない・先生や学生がいるのに表に出てこない…etc

ハード面を除いて全てが前回泊まっていた時より悪くなっている。
つまり、統率者が変わって悪くなったのだからオマエが悪いんだよ、
と暗に言っていて、もっと頑張りなさい、とフォローで締めくくられました。


冷静に聞いていると、
どうもこの人は私の事が嫌いなんだなと分かってきました。


(まぁ、元々私はアクが強い性格なので、
私の事を好いてくれる人の方がめずらしいのですが…)



さて、この方が言う事に一つ一つに正当に反論できるのですが、
なんせ私の見た目や一挙手一投足がお気に召さないらしく
私が話すだけ時間の無駄です。


例えば、初日も「女将も現場を見た方があなたの為だよ」と言われ
何だかグースカ気楽に寝ているように馬鹿にされたので、
サクッと
「そうですね、
今日も4時30分に起きて手伝っておりましたがまだまだ至りませんね」
と、嫌味を含めて言うと

「………。 そうだろ、君が入れば現場は回るんだよ」と。


この会話のひとコマで、何をゆっても返ってくるな、と痛感。
聞くに徹する事にしました。


未熟者の私にとってはこういう事も「我慢・辛抱・忍耐」です。



学生時代は自分が嫌いな人は口も利かずにすんだし、、
自分のことが嫌いだと分かっていれば関わりを持たなければよかった。

ところが、社会人になると、
ましてや不特定多数の人を相手とするサービス業ではそうはいきません。

こいつうっとーしいわー…と思っても、
生理的に受け付けない人でもお付合いしないといけない時もあります。

私だけではなく、もちろん世間一般もみな同じでしょう。










……と、かしこまって硬い文章を書いてきましたが、

実は今、この怒りをどうしたら抑えられるのかイライラしています。


原因は前文の「言われ放題」です。

一切、ほんとに「あ」も「う」も一言も反論しませんでした。
よく我慢した、と自分で誉めています。
           
寛大で真面目な方なら真摯に受け止めて反省して
自分の中でスッと終わらせる事が出来るのでしょうが…



……言われたい放題で終わらせません。
私から最後に大きなプレゼントを差し上げる予定です。

私が最後まで黙ってるわけがありません。ヽ( ´ー)ノ




「我慢・辛抱・忍耐」……まぁ、私の一生の課題です。



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