京滋会 第40回

昭和23年に国際観光旅館連盟(=国観連)が創立しました。

戦後増大した外国人客が安心して宿泊できるように
優秀宿泊施設を目指すべく創立されたと聞いています。

新門荘もその国観連の会員施設です。



毎年12月26日前後には京都府・滋賀県の国観連の会員が集う例会があり、
クリスマスに近いので会員の家族も参加します。

今年も約150名の参加数でした。

一時の300名近くの大例会をよく知る人は寂しくなったと口を揃えます。
ご時勢ですね…


CIMG2150.JPG


第40回という事ですから40年前から続いているのですねー(…そのままです)

私も子供の頃はこの例会を「クリスマスパーティー」と呼んで、
毎年楽しみにしていました。

小学校に入学する前、つまり5歳前後の記憶もはっきり覚えています。
15時頃からは小学生以下を対象とする遊び場が設けられており、
そこでヨーヨー釣りをしたり、
綿菓子をほおばってドラえもんの映画を見たり、
クイズ大会に出たり…

1年に一度だけ会える友達と会場のホテル内を鬼ごっこで走り回っていました。

懐かしいなー…楽しい思い出しかありません。


さて、そんなガキンチョ満開だった
私はなんとこの家族例会で司会を務めております。

「司会をしたら抽選会でいい商品があたるから!」とそそのかされ(?)、
安受けあいしたものの、「今年も頼むで」といわれ続けはや4回目…


たしかに4年前は1等賞のマッサージチェアが当たりました。

…運を使い果たしたのか、今年は「充電式カイロ」(TT)
おまけにマッサージチェアは今や見事に寝室のオブジェと化しています。


さて、毎年開演中は何かアトラクションがあります。

今年はテーブルマジックでした。


CIMG2151.JPG

3名のマジシャンが一卓ずつ回ってくれるようで、
父は自分の隣の席でマジックをしてもらおうと
いそいそと料理やビールを除けて、スペースを作りスタンバイしています。

CIMG2152.JPG


こちらの卓へ回ってきてくれたマジシャンは3人中一番ベテランのようで、
卒なくこなし、我々の度肝を抜かしてくれました。




このアトラクションは毎年違い、時には180度趣向を変える事もあります。

私が子供の頃は「オール阪神巨人」や「横山ホットブラザーズ」が来ていました。

ところが最近はなんだかショボショボアトラクションです。
私自身が会議に何度か出てみてその理由がよく分かりました。

なぜなら、予算がないから。

つまり上記ビックネームが呼べたのは
当時のバブルの頃で会員数も多く、
どどーんと金使ったれ!感覚だったのでしょう。

小さな子供をメインに、しかし大人も楽しめるアトラクションを
探し出す事は難しいですねー


早い段階で売れそうな芸人を確保しておければいいのですが。
今年なら「小島よしお」だったかな〜


ま、会員の誰かが海パン姿で笑わしてくれてもよかったかな。

年配の会員もたくさんいらっしゃるので、
スベる可能性も大。そんなチャレンジ精神旺盛な人はいませんな。



さて、私はいつまで司会という大役を仰せつかうのでしょう…

風の噂では私より若い女の子が出てきたら交代だそうです ヽ(  ̄д ̄;)ノ


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