京の冬の旅・立本寺

昨日のブログの続きです。


【立本寺(リュウホンジ)】

北野天満宮のより10分ほどの場所に日蓮宗のお寺「立本寺」はあります。

日蓮宗の開祖は日蓮上人である事はご存知の方も多いと思います。
日蓮上人は千葉で出生し、関東から東北にかけて布教されたそうです。

関西の布教を任されたのが、孫弟子の日像(ニチゾウ)上人でして、
彼によって1321年に立本寺は建立されました。

何度も火災や憎兵の破却に合い、現在地に落ちつたのは1708年。

ちょうど今年で300年を迎えるわけですね。

CIMG2250.JPG


こちらでは、特別公開期間として「本堂」へ上ることができ、
障壁画の「十六羅漢図」を拝見できます。

暗すぎて、写真は撮りませんでした。



許可を頂き、本堂で私が撮った写真です。

CIMG2249.JPG

こちらは日審上人という方が
生涯に9万本書いたと言われるご本尊の一つだそうです。
中央下の方にはいびつな六角形が目に入ります。

これは日審上人の花押、つまりサインです。

この形が壺に見えるということで、
民衆からは「壺日審」さまと呼ばれていたそうです。


こちらはよく見ると本堂に祀られている仏様の配置を文字化したのもです。

浄土宗や浄土真宗では、
仏間には中央に阿弥陀如来のご本尊を祀り
両サイドに格さん・助さん的な仏様が控えています。
               (稚拙な喩えでごめんなさい)

ところが、日蓮宗では「南無法蓮華経」と書かれた物が
中央に来て、両サイドによく見る仏様が配置されるそうです。

宗派の違いが非常に興味深かった。

そして、もう一つ興味深かったのが、日蓮宗独特の本堂のつくりです。

なんと入口は後ろから。

ぐるり回って仏間の正面きて手を合わせます。



ん〜〜・・・   言葉のみでは説明しずらいなぁ…



是非、一度足を運んでみてください。

浄土宗・浄土真宗のお寺は訪ねた事は何度かありますが、
日蓮宗のお寺を拝観するのは初めてでした。

今回の試乗会で初めて知ったお寺です。

こちらも他のお寺同様、
定期観光バスツアーでは現地ガイドの方が丁寧に説明をしてくださいます。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「京の冬の旅」  非公開文化財特別公開

期間: 平成20年1月12日(土)〜3月18日(火)

時間: 9:40 京都駅八条口出発
    9:45 京阪三条出発
   10:10 京都駅烏丸口出発   約6時間

料金: みやびコース ¥9,000(各拝観料・昼食代込)

予約: 定期観光バス予約センター(7:40〜20:00)
 075-672-2100


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なお、個人で非公開文化財を訪ねる事も可能です。


◆◆◆ 立本寺 ◆◆◆

期間: 平成20年1月12日(土)〜3月18日(火)

時間: 10時〜16時(受付終了)

拝観料: 600円

住所: 上京区七本松仁和寺街道上る

交通: 市バス「千本中立売」から徒歩7分

問合せ:  京都市観光協会 075-752-0227
 



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