三日目の今日は「知恩院」のご紹介です。
【知恩院(チオンイン)三門】
‘ちおんいん’と振り仮名を書きましたが、
京都の人間は「ちおいん」と発音しています。
さて、こちらはご存知、
トムクルーズ主演の「ラストサムライ」という映画の
ワンシーンにも使われていました。
ながーい階段を見ただけで体力の疲労を感じます。
しかしながら、今回はこの階段を登るわけではありません。
向かうは、その手前の三門です。
大きな駐車場の目の前にそびえ立つ知恩院の三門。
現存する木造の門としては国内最大級。
1621年、2代将軍・徳川秀忠により建立されました。
「山門」ではなく「三門」と書く理由は
悟りに通ずる三つの境地を表す門として「三門」と表記します。
その境地は「空・無想・無願」だそうで、
私には一生縁のなさそうな境地です。
さて、今回はこの三門の楼上内部に入ります。
写真の丸印です。
それはそれは急勾配な階段を靴を持って、よろめきながら上がります。
冷や冷やしながら上った先に目に入るもの・・・
圧巻される仏殿です。
中央に大きな釈迦如来像、その両脇に16体の羅漢像。
天井や壁・柱は隙間無く彩られています。
さすがに仏様を写真に納めるのは躊躇したので、
24mから眺める景色を撮りました。
景色を見ている最中にぽつり、誰かが「だめだなー」と言いました。
‘旅館こうろ’の専務です。
専務は時々びっくりする一言を発言するので、ドキドキします。
‘毒舌女’と言われる私の何倍もの毒を吐き出されるので、痛快です。
尋ねるとその「景色が」です。
写真ではうまくお伝えできませんが、
まず京都ホテルオークラの建物がこれでもか!というほど目立っています。
そして、手前には三条の市営住宅が二棟そびえ立っています。
ったく、ほんと馬鹿だね。京都市は。
最近空気を読めない人のことを「KY」と呼ぶそうですが、
馬鹿な人間とは先を読めない人間です。
その集まりが京都の役所の人間でしょう。
そして、当時の建替えを強行した京都ホテルの人間でしょう。
彼らは1年後に自分がおまんまを食べる術は考えても
10年後の京都を想い、そして100年後の京都を想像することができないのです。
京都の美しさとは何も寺社仏閣の庭だけではないのです。
地面に立って見える目線の建物や雰囲気だけではありません。
街並全体を取って始めて「○○な京都」と形容され、
他地域から魅了されるはずなのです。
そして、行く末の京都があるはずです。
これだけ物議を醸し出している京都の景観問題なのに
昨日の新聞に、○○六角に10階建ての新築マンションの
入居者募集広告が入っていました。
秋の条例改正にギリギリ滑り込んで申請許可を取った某不動産会社です。
ほんとに腹が立ちます。
話はそれましたが、知恩院の三門までは新門荘から徒歩7分です。
ご宿泊の皆様は近いですから、是非是非行って頂きたい!
この楼上内部はまさしく極楽を髣髴させるような雅さで、
何百年も前の人間もここを訪れたかと思うと本当に感慨深くなります。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「京の冬の旅」 非公開文化財特別公開
期間: 平成20年1月12日(土)〜3月18日(火)
時間: 9:40 京都駅八条口出発
9:45 京阪三条出発
10:10 京都駅烏丸口出発 約6時間
料金: みやびコース ¥9,000(各拝観料・昼食代込)
予約: 定期観光バス予約センター(7:40〜20:00)
075-672-2100
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
なお、個人で非公開文化財を訪ねる事も可能です。
◆◆◆ 知恩院 三門 ◆◆◆
期間: 平成20年1月12日(土)〜3月18日(火)
時間: 10時〜16時(受付終了)
拝観料: 600円
住所: 東山区林下町
交通: 市バス「知恩院前」から徒歩3分
問合せ: 京都市観光協会 075-752-0227
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【知恩院(チオンイン)三門】
‘ちおんいん’と振り仮名を書きましたが、
京都の人間は「ちおいん」と発音しています。
さて、こちらはご存知、
トムクルーズ主演の「ラストサムライ」という映画の
ワンシーンにも使われていました。
ながーい階段を見ただけで体力の疲労を感じます。
しかしながら、今回はこの階段を登るわけではありません。
向かうは、その手前の三門です。
大きな駐車場の目の前にそびえ立つ知恩院の三門。
現存する木造の門としては国内最大級。
1621年、2代将軍・徳川秀忠により建立されました。
「山門」ではなく「三門」と書く理由は
悟りに通ずる三つの境地を表す門として「三門」と表記します。
その境地は「空・無想・無願」だそうで、
私には一生縁のなさそうな境地です。
さて、今回はこの三門の楼上内部に入ります。
写真の丸印です。
それはそれは急勾配な階段を靴を持って、よろめきながら上がります。
冷や冷やしながら上った先に目に入るもの・・・
圧巻される仏殿です。
中央に大きな釈迦如来像、その両脇に16体の羅漢像。
天井や壁・柱は隙間無く彩られています。
さすがに仏様を写真に納めるのは躊躇したので、
24mから眺める景色を撮りました。
景色を見ている最中にぽつり、誰かが「だめだなー」と言いました。
‘旅館こうろ’の専務です。
専務は時々びっくりする一言を発言するので、ドキドキします。
‘毒舌女’と言われる私の何倍もの毒を吐き出されるので、痛快です。
尋ねるとその「景色が」です。
写真ではうまくお伝えできませんが、
まず京都ホテルオークラの建物がこれでもか!というほど目立っています。
そして、手前には三条の市営住宅が二棟そびえ立っています。
ったく、ほんと馬鹿だね。京都市は。
最近空気を読めない人のことを「KY」と呼ぶそうですが、
馬鹿な人間とは先を読めない人間です。
その集まりが京都の役所の人間でしょう。
そして、当時の建替えを強行した京都ホテルの人間でしょう。
彼らは1年後に自分がおまんまを食べる術は考えても
10年後の京都を想い、そして100年後の京都を想像することができないのです。
京都の美しさとは何も寺社仏閣の庭だけではないのです。
地面に立って見える目線の建物や雰囲気だけではありません。
街並全体を取って始めて「○○な京都」と形容され、
他地域から魅了されるはずなのです。
そして、行く末の京都があるはずです。
これだけ物議を醸し出している京都の景観問題なのに
昨日の新聞に、○○六角に10階建ての新築マンションの
入居者募集広告が入っていました。
秋の条例改正にギリギリ滑り込んで申請許可を取った某不動産会社です。
ほんとに腹が立ちます。
話はそれましたが、知恩院の三門までは新門荘から徒歩7分です。
ご宿泊の皆様は近いですから、是非是非行って頂きたい!
この楼上内部はまさしく極楽を髣髴させるような雅さで、
何百年も前の人間もここを訪れたかと思うと本当に感慨深くなります。
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「京の冬の旅」 非公開文化財特別公開
期間: 平成20年1月12日(土)〜3月18日(火)
時間: 9:40 京都駅八条口出発
9:45 京阪三条出発
10:10 京都駅烏丸口出発 約6時間
料金: みやびコース ¥9,000(各拝観料・昼食代込)
予約: 定期観光バス予約センター(7:40〜20:00)
075-672-2100
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なお、個人で非公開文化財を訪ねる事も可能です。
◆◆◆ 知恩院 三門 ◆◆◆
期間: 平成20年1月12日(土)〜3月18日(火)
時間: 10時〜16時(受付終了)
拝観料: 600円
住所: 東山区林下町
交通: 市バス「知恩院前」から徒歩3分
問合せ: 京都市観光協会 075-752-0227
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