先日、南禅寺に程近い「瓢亭」さんに行ってきました。
400年の歴史を持つ、京都が誇る老舗の料亭です。
自宅から歩いていける距離で、今回も散歩がてらに
ふらり立ち寄りました。
予約もしていないので、断られるだろうと思っていました。
なぜなら、このような料亭はほぼ100%事前予約制で
お客側も一本の電話を入れて訪れることが常識とされています。
しかしながら、仲居さんは
「少々お待ちくださいませ。確認してまいりますので」と
その場で即答せずに柔軟に対応してくれました。
丁寧な応対なんて当然ですが、
メディアにもてはやされるところ、また老舗と掲げるお店は
胡坐をかいて、時にぞんざいな扱いをされる事もしばしばです。
お客が店の中に入って、まともなサービスを受けるのは
相当の支払いをしている以上当たり前ですが、
金銭の授与が確立されずともなされるその対応でこそ
その店の力量が計り知れると思っています。
飲食店のみならず宿泊施設も同じです。
お正月やGW 等のトップシーズンの直前に空室の問合わせがあっても
「こんな時期に空いてるわけねーだろっ、忙しい時に電話しやがって」
と思っていると、顔は見えずとも声色に出てくるものです。
逆に「問い合わせいただける事が有難い。」と心底思っていれば
通り一遍の棒読みのマニュアル的応対ではなく、
‘感じのよい’返答がなされるものです。
さて、仲居さんは早々に戻ってきて、我々を奥へと案内してくれました。
<つづく>
400年の歴史を持つ、京都が誇る老舗の料亭です。
自宅から歩いていける距離で、今回も散歩がてらに
ふらり立ち寄りました。
予約もしていないので、断られるだろうと思っていました。
なぜなら、このような料亭はほぼ100%事前予約制で
お客側も一本の電話を入れて訪れることが常識とされています。
しかしながら、仲居さんは
「少々お待ちくださいませ。確認してまいりますので」と
その場で即答せずに柔軟に対応してくれました。
丁寧な応対なんて当然ですが、
メディアにもてはやされるところ、また老舗と掲げるお店は
胡坐をかいて、時にぞんざいな扱いをされる事もしばしばです。
お客が店の中に入って、まともなサービスを受けるのは
相当の支払いをしている以上当たり前ですが、
金銭の授与が確立されずともなされるその対応でこそ
その店の力量が計り知れると思っています。
飲食店のみならず宿泊施設も同じです。
お正月やGW 等のトップシーズンの直前に空室の問合わせがあっても
「こんな時期に空いてるわけねーだろっ、忙しい時に電話しやがって」
と思っていると、顔は見えずとも声色に出てくるものです。
逆に「問い合わせいただける事が有難い。」と心底思っていれば
通り一遍の棒読みのマニュアル的応対ではなく、
‘感じのよい’返答がなされるものです。
さて、仲居さんは早々に戻ってきて、我々を奥へと案内してくれました。
<つづく>