京都 祇園 旅館「新門荘」は京都市内祇園の中心で京都観光に便利な旅館です。

新門荘は「新門前通り」に面しています。

その通りの一本南側にある「新橋通り」。



この通りは春になると桜の並木道として、
またそれ以外でも情緒あふれる景観のため
最近は観光のスポットにもなっているようです。


しかしながら戦前は、この道路は町屋が密集している場所でした。

戦火の延焼を逃れるために道幅が広げられたようで、
今日の「新橋通り」と知れ渡っております。


この通りにある梅の木にも花が付きはじめています。きれいねぇー




また、作家であり歌人のの吉井勇（ｲｻﾑ）の記念碑があるのも
この「新橋通り」です。






‘かにかくに　祇園は恋し　寝る時も　枕の下を　水の流るる’

以前のブログでもご紹介しましたが、
‘かにかくに’とは「あれこれと/いろいろと」という意味。
この詩での‘水’は
新門荘の横を通って、新橋通を流れる「白川」を指しています。



この詩は有名のようでして、
下手くそながら器の上蓋にも書きました。へへへ…　（ブログ10月7日参照）



なお11月8日には「かにかくに祭」といって
吉井勇を偲んで舞妓さんが歌碑に献花をします。


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