湯豆腐を食べながら

先日、旅館組合の青年部インターネット委員会の会議がありました。

南禅寺付近の旅館八千代さんにて。
この春に施設の一部をリニューアルされたので、見学させてもらいました。

続いて、会議。

テクニカルな事は良く分かりませんが、素人ながらの意見は出しておきました。2時間近くも経つと集中力がプツンっと切れてしまい、ごはんを食べに行こうよ提案しました。八千代さんに併設されているレストランは営業時間外だったので、近くの「順正」へGO.

南禅寺に散歩へ行く途中に必ず通るのですが、食事をするのは初めてです。

勝手な偏見ですが、わざわざ湯豆腐を食べに行くなんて観光客みたいな・・・思う反面、いつか入ってみたいなぁとも思っていたので、こういう機会がない限りはなかなか足を運ばないものです。

さて、こちらは湯豆腐を売りにしている食事処です。

CIMG2722.JPG

京都はなぜか湯豆腐が有名です。お酒と同様、美味しい水がある故に美味しい豆腐屋さんも多いのでしょう。

京都へ来たら「湯豆腐食べよ!」と思ってらっしゃる方も多いことでしょう。京都らしい食べ物のひとつに「湯豆腐」は欠かせないものです。



半年ほど前に山本一力氏の「あかね空」という小説を読みましたが、京都の豆腐屋で修行を積んだ主人公が、商売先を江戸へ移すことから物語りは始まります。

ところが、京都の豆腐は柔らかすぎて江戸では受けず、いかに江戸の人の口に合う豆腐を作り出すかで主人公は四苦八苦します。




ちなみに私は豆腐にはうるさいです。
スーパーの99円の豆腐は絶対食べません。柔らか〜い豆腐が好きだからです。
300円近くする少々高い豆腐でもそちらを選んじゃう。プチ贅沢。
口の中でホロホロ崩れる感がたまりません。にがりを使った豆腐よりも
すまし粉で固めた関西のつるりん豆腐の方が好きです。



…家族の絆がベースとなっている「あかね空」を思い出し、またその時の同業者との会話からいろいろと思い、考えさせられながら順正さんで湯豆腐を食べたのでした。

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