食事慰安会

先日、館内メンテナンスの為休館とし、
昼間は従業員28名と「市民防災センター」へ赴きました。

こちらは阪神淡路大震災の翌年に設立され、
自然災害の体験型の施設として、無料で入場できます。

私は2年前に防火管理責任者の資格を取る為に
こちらで丸一日缶詰めになりました。

机に向かって退屈な講義もありましたが、この体験は非常に面白く
いつの日か従業員とここを訪れようと心に決めていました。

震度7の体験、消火活動の体験、風速32mの体験、AEDを用いた人命救助の体験、
火災時の煙の立ち込める中での避難体験…


我々宿の人間は、24時間営業でお客様がご滞在されるため
いつ何時どういう災害に直面するかわかりません。
自分の命は勿論、人様の命をも守らなければならないわけです。
よって、少しでも知識を取り入れておくことは
いざ実際の場面に直面した時になんらかの足しになると思います。


堅苦しい講義よりも、五感を生かした今回の経験は
各々得られるのもはあったかと思います。


続いて、一行は青年部や粋人会でお世話になっている
南禅寺付近の旅館「八千代」さんへ・・・


食事までの小一時間は皆で和菓子作りを体験しました。

CIMG3317.JPG

講師はほんものの和菓子職人。
昼間は勤め人として和菓子を作り、
就業後は和菓子を広める為に精力的に活動されています。

男前の20代後半です。

CIMG3320.JPG

事前に用意して頂いていた材料をコネコネします。
秋らしく「桔梗」と「月見団子」を作ります。

CIMG3321.JPG

しかし「桔梗」という同じお題を与えられているのに
出来上がりは文字通り十人十色。

CIMG3328.JPG

どうやら男性陣のほうが出来が良かったように思います。
手先が器用な調理場の人間がいたから周囲も影響されたのでしょうか・・・



さて、18:30からは別室の宴会場にて美味しい食事をよばれました。
当初女将さんからは「椅子席で準備をしましょうか」と
仰って頂いてましたが、やはり職業柄?畳に座っての宴会は落ち着きます。


乾杯の挨拶で、弊館の社長は
「お客様の為を思うというのは、お客様の立場に立つということ。(中略)
今日は是非素晴らしい接待を‘お客様の立場’として勉強し、
堪能して欲しい」と申していましたが、賑やかに楽しく過ごす事ができました。

八千代の女将さんには細やかなお心配りを頂戴し、
従業員の皆さんにも大変お世話になりました。
誠にありがとうございました。

本年度、二回目の食事会は無事に終わりました。

新門荘の愉快な仲間達 | comments (0) | trackbacks (0)

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