着物リフォーム

私の体格に合わせた着物、厳密に言うと‘私の好みで選んだ’着物は
片手で数えられるばかりです。

9割が母のお下がり、つまり母の好みで購入されたものです。

欲を言えばキリがないけど、実務上では、今ある着物と帯だけで十分です。
私は母のお下がりの中から、自分の好みに近いものを選り分けて着ています。


今や母よりも私のほうが現場に出ているにもかかわらず、
おまけに気前良く着物を買うような贅沢は出来る状況でもないのに
それを知ってか知らずか母は勝手に着物や帯を購入するので、
娘の私が金額の大小かかわらず他でコントロールするしかありません。

子の苦労心、親知らずです。



さて、着物雑誌をパラ読みするたびに「こんな帯が欲しいなー…」という
欲を断ち切り、今ある物をクローゼットに仕舞い込まずに
もっと大事にしよう、つまり着用しようではないかと思いついた事。

それはリフォームです。

「悉皆(シッカイ)屋」という専門職人さんが、
着物・帯の色を変えたり柄を付け足したり…あらゆる手段で
新しく甦らせてくれます。

くたびれた白色で、全く私の好みでない柄の帯。

CIMG3149.JPG

せめて色だけでも自分の好みに変えてもらうことにしました。
少し地味な帯になってしまった気もしますが、
これで進んで締めることになるでしょう。

CIMG3468.JPG

もう一本、夏用の帯ですが、同じく白色で黄ばんだ汚れが目立っています。

CIMG3147.JPG
CIMG3148.JPG

本音は捨てて新しい帯が欲しいところですが、
新品を購入するよりもはるかに安く、生まれ変わって戻ってきました。

CIMG3471.JPG

着物は日本人が生み出した素晴らしい文化です。
形そのもののデザインはいつの時代も変わらないので、
その着物や帯の柄・色を変えるだけでこんなにもイメージが変わりました。

はんなり着物の話 | comments (0) | trackbacks (0)

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