舞妓の店だし

京都の芸妓・舞妓が活躍する花街は5つあります。
暗黙の了解として、ひとつの花街でお付き合いするお茶屋は一軒です。
あちこち浮気することは嫌がられます。


もう少し詳しく書くと、
私が仕事のお付き合いであちこちのお茶屋に行くことはOK。
しかしながら、私自身がお金を落とすところは一軒のお茶屋のみです。

水商売ではこれを「口座」とよぶと聞いたことがあります。

さて、花街の一つ‘祇園甲部’で
お付き合いをさせて頂いているお茶屋さんで、
今月舞妓さんがデビューされました。

約一年間の「仕込み」という修行期間が終わると
晴れて舞妓としてデビューする、これを「店だし」といいます。

事前に写真のような手ぬぐいが届きます。

熨斗の右横は「舞妓」ではなく昔ながらの「舞子」と書かれています。

CIMG3610.JPG

花街では先輩の芸妓さんの名前を一文字もらうことが慣習です。

芸妓さんの「小鈴」さん、新人舞妓の「小芳」さん。
小鈴さんのお名前の左上にはご本人の本名である苗字が書かれています。

ご本人は近日中に新門荘の宴会に来られる予定なので
お会いできることが楽しみです。



さて、今日の午前中にお茶屋さんまでご挨拶に伺いました。

「この度はおめでとうございます」と些少を包んで持ってあがります。


「店だし」の三日間は舞妓さんも各お茶屋さんへ挨拶回りをするので、
京都での育ての親としての女将さんも大忙しです。

こちらのお茶屋さんでは先月は市有里さんが舞妓から芸妓へ‘襟替え’を
されたので、文字通りお目出度いこと続きですね。

女将さんから、お土産をいただきました。
なんと!大きなカマボコだこと!!

富山?で作られているカマボコをおすそ分け頂きました。
珍しいので写真におさめてみました☆

CIMG3608.JPG

祇園だもん、舞妓さん | comments (0) | trackbacks (0)

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