舞妓のえりあし

舞妓は正月には彼女達の正装である「黒紋付」を着ることになっています。

この時ばかりは、帯の中央にある「帯留め」という
宝石の入った豪華な飾りもんは外します。


さて、彼女達の「襟足」ですが普段から合わせ鏡や三面鏡を使用して
白粉(オシロイ)は刷毛で自分で塗っていくようです。

自分で塗るもんですから、
出たての舞妓さんは少々歪んでいたりするのですが
それもまたご愛嬌…

刷毛を巧みにクルッと回して塗るのでまるでお坊さんの頭のように見えます。

その名の通り「坊主」と言う事もありますが、
「二本足」の呼び名の方が通称でしょうか。

humihana.JPG


ところが、黒紋付を着る正装時には「二本足」が「三本足」になります。

ちなみにこの三本足を塗るときは「型」があるようです。
(確かにフリーハンドで描くには難しそうです)

miyohukuusiro.JPG


なぜ三本足になるのでしょう??

……残念ながら、私も知りません。(TT)

しかし、昔の日本の女性は襟足が長い事も美人の条件の一つであったと
聞いたことがあります。

そういえば着物は体をすっぽりと巻いていますから、肌の部分が見えません。
唯一除く肌が襟足で、世の男性はそこに色気を感じるからでしょうか…

チラリズム効果?

その襟足を美しく見せる塗り方だと言われるのが
ご覧頂いた二枚の写真であります。


ちなみに三が日が明けてからは、お茶屋さんへのご挨拶周りで
舞妓さんたちは忙しいそうです。

6日にお越しいただいた宮川町の美代馥(ミヨフク)さんでした。

miyohuku.JPG

祇園だもん、舞妓さん | comments (0) | trackbacks (0)

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