さて本日は「仁和寺」のご紹介です。
こちらは「御室(オムロ)桜」として非常に有名なお寺です。
背丈の低い、そして遅咲きであることが特徴であります。
888年に宇多天皇が先帝である光孝天皇の意思を継いで完成させました。
こちらのお寺は明治時代初期まで、皇子・皇孫が住まいしました。
その為、「御室御所(オムロゴショ)」とも呼ばれます。
境内には五重塔もありました。京都には4棟しか五重塔はないそうです。
「京の冬の旅・特別コース」では仁和寺の中で
特別公開される金堂と経蔵が拝観できます。
国宝である金堂の外観です。
こちらの金堂はなんと!
桃山時代に建てられた京都御所の紫宸殿そのまんまです!
ですから菊の御紋が立派に入っています。
阿弥陀三尊像・四天王像・帝釈天像、
さらにそれら背後には浄土図の壁画が見えました。
午前中に訪ねた妙心寺では、
みなが我先にとバシバシとカメラを構えていたのに
こちらでは皆畏まって正座していました。
写真を撮っていた人は少なかったように思います。
フィルムを使い切ったから?
いえいえ、あまりの歴史のすごさと荘厳な空間に圧倒されたでしょう。
私も「紫宸殿」に入れるなんて!ととても感慨深くなりました。
実際にこちらで天皇が儀式や公事が執り行ったわけで、
歴代天皇が往行したであろう同じ板の間で
21世紀の私が正座していると思うと不思議な感じがしました。
いやー感動!
…さて、続いては金堂の隣に位置する、
重要文化財にしていされている「経蔵」のご紹介です。
一面薬箱のような引き出しのついた面が八面。
つまり八角形の巨大な回転式輪蔵。
各引き出しには、さらに引き出しがあって、
そのまた引き出しにはさらに引き出しがあるそうです。
……めんどくさいな。ヽ(ー_ー )ノ (不謹慎ですみません)
そんな引き出しには天台宗の僧である天海の一切経というお経が
一つ一つに納められているようです。
某旅館の社長さんもこの試乗会に参加されていたのですが、
ボソッと「(お経を引出しに入れっぱなしにせずに)
一年に一度くらいはちゃんと天日干ししてるんやろか?」と仰り、
その着眼点に思わず笑ってしまいました。
たしかに、いくら大切だからって、
しまいっぱなしでは湿気ですぐに傷んでしまいますよね。
おそらく現状は中は空っぽだと思いますが…
またこの「経蔵」は意外にも小さく見学者はみな驚いていました。
「写真は取りようやから、全然違うなぁ〜…」
そうです。実際に見ると如何に写真にごまかされているかよく分かります。
写真が悪いという意味ではなく、百聞は一見にしかずで
私の稚拙な文章は勿論ですが、雑誌等では身にしみる感動は得られないものです。
さて、プロのカメラマンは地べたに這いつくばって写真に収めていました。
この写真だと、経蔵の中の小ささがお分かりいただけるかな?
なお、金堂の中・経蔵の中はともに写真撮影は禁止です。
こちらは「御室(オムロ)桜」として非常に有名なお寺です。
背丈の低い、そして遅咲きであることが特徴であります。
888年に宇多天皇が先帝である光孝天皇の意思を継いで完成させました。
こちらのお寺は明治時代初期まで、皇子・皇孫が住まいしました。
その為、「御室御所(オムロゴショ)」とも呼ばれます。
境内には五重塔もありました。京都には4棟しか五重塔はないそうです。
「京の冬の旅・特別コース」では仁和寺の中で
特別公開される金堂と経蔵が拝観できます。
国宝である金堂の外観です。
こちらの金堂はなんと!
桃山時代に建てられた京都御所の紫宸殿そのまんまです!
ですから菊の御紋が立派に入っています。
阿弥陀三尊像・四天王像・帝釈天像、
さらにそれら背後には浄土図の壁画が見えました。
午前中に訪ねた妙心寺では、
みなが我先にとバシバシとカメラを構えていたのに
こちらでは皆畏まって正座していました。
写真を撮っていた人は少なかったように思います。
フィルムを使い切ったから?
いえいえ、あまりの歴史のすごさと荘厳な空間に圧倒されたでしょう。
私も「紫宸殿」に入れるなんて!ととても感慨深くなりました。
実際にこちらで天皇が儀式や公事が執り行ったわけで、
歴代天皇が往行したであろう同じ板の間で
21世紀の私が正座していると思うと不思議な感じがしました。
いやー感動!
…さて、続いては金堂の隣に位置する、
重要文化財にしていされている「経蔵」のご紹介です。
一面薬箱のような引き出しのついた面が八面。
つまり八角形の巨大な回転式輪蔵。
各引き出しには、さらに引き出しがあって、
そのまた引き出しにはさらに引き出しがあるそうです。
……めんどくさいな。ヽ(ー_ー )ノ (不謹慎ですみません)
そんな引き出しには天台宗の僧である天海の一切経というお経が
一つ一つに納められているようです。
某旅館の社長さんもこの試乗会に参加されていたのですが、
ボソッと「(お経を引出しに入れっぱなしにせずに)
一年に一度くらいはちゃんと天日干ししてるんやろか?」と仰り、
その着眼点に思わず笑ってしまいました。
たしかに、いくら大切だからって、
しまいっぱなしでは湿気ですぐに傷んでしまいますよね。
おそらく現状は中は空っぽだと思いますが…
またこの「経蔵」は意外にも小さく見学者はみな驚いていました。
「写真は取りようやから、全然違うなぁ〜…」
そうです。実際に見ると如何に写真にごまかされているかよく分かります。
写真が悪いという意味ではなく、百聞は一見にしかずで
私の稚拙な文章は勿論ですが、雑誌等では身にしみる感動は得られないものです。
さて、プロのカメラマンは地べたに這いつくばって写真に収めていました。
この写真だと、経蔵の中の小ささがお分かりいただけるかな?
なお、金堂の中・経蔵の中はともに写真撮影は禁止です。