【昨日の続き】
昨晩は仕事を終えてから21時頃実家に寄り、両親と食事を共にしました。
父親とは会社ではあまりベラベラと話さないので、
時折こういう時間を作り仕事の話を何時間もすることがあります。
あまり現場に出ず私に任せてくれている父親に新門荘の近況報告の他に
青年部の活動報告の派生から
時間を有効に使っていない「会議」について話をしました。
誰でもそうですが、
おそらく私は人一倍「無駄な時間」を過ごす事に神経質です。
正確にはそこへのこだわりがここ数年で特に強くなってきました。
与えられた時間を有効的に、その為には(仕事上の)物事に対して
できるだけグレーゾーンを作りたくないと思っています。
例えば何の意見も出ない会議は馬鹿げてると思うし、
そのような明確な成果の出ないような堂々巡りの会議なのに
「会議をした」というただの自己満足の会議には強い反発を感じます。
そういえばある会社では「‘朝の会議が必要かどうか’を決める会議」が
行われたと聞き、思わず鼻で笑ってしまいました。
貴重な時間を割いての会議をする以上は、
必ず次に繋がるアクションがなければなりません。
翻って、新門荘ではもっと地に足をつけて、着実に経営していくために
今年から若手メンバーを入れて、彼・彼女達の意見を反映さそうと
会議を実施する事にしました。
上記のような強い考えがある為に、
また少数スタッフで24時間営業という旅館の特異体質の状況下で
わずか短時間内で有意義な会議にする為に
まずはこちらで作成したレジュメを事前に各自パソコンで目を通させ
意見を出せる状態にして、会議に臨むスタイルを取る事にしました。
いちいち声に出す必要もない読めばすむ事も中にはあります。
少しでも時間のロスをなくし、無発言者をなくし、課題を共有し、
確実に解決へ繋げるアクションを起こす。
当たり前のことを確実にする為に、その準備にはなかなかの苦労を要します。
例えば会社の数字をどこまで開示するべきかにも
初めての私にとっては多少悩みました。
細かすぎる数字を提示してアレルギーを起こされてもいけないし、
かといって、数字に無反応な状態のままでも困る…
初回の会議なので、視覚的にも出来るだけ易しいレジュメにする必要がある…
さらにはいざ会議を進行する際も、話の脱線を戻し、
一見くだらなく思える意見をも吸い上げたり、話を膨らましたり
的確な方向へ進める為には誰に話を振るべきかと相手を選定したり…と
頭をフル回転させなければなりません。
しかしながら自分の旅館内の会議でさえも私の中では
まだまだ確実にアクションに繋がるような絵を描く理想には遠い上に
さらに規模の大きい青年部の「会議」のあり方の改善に
如何にして着手すべきなのか、と昨晩父親と話をしていました。
すると「これを読んでみれば」と一冊の本を貸してくれました。
恥ずかしながら初めて聞く「ファシリテーター」という単語。
350ページと読み応えのある本でようやく半分を読み終えたところですが、
ファシリテーションのスキルはきちんと習得すべきだと思いました。
アメリカでは日本よりも確実に30年以上前から定着しているようで、
ディベートとは異なるようです。
ファシリテートについてここで記述すると
だいぶ長くなってしまいますので省略します。
父親は「ファシリテーションの協会が日本にはあるようだから
青年部か粋人会で勉強会でもしてみればどうだ?」とも提案してくれましたが、
なるほどこれはちょっと面白い取り組みかもしれません。
この本から学んだことで私自身が変わり実践で生かすことが出来れば、
会議で議論された結果が速やかに実行に移され、
その実行を受けて次の行動が選択される…
まさしく組織規模の大小は関係なく、
それこそ「地に足をつけた確実な経営」がなされていくのではないかしら?
昨晩から私はワクワクしながら読書しています。
組織の中でリーダー的な役割を果たすべき人や、
コンセンサスを確実に得て、実りある会議を所望されている人など
ファシリテートの入門書として小説形式になっているこの本を読書される事は
なんらかのプラスになると思います。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC-%E6%A3%AE-%E6%99%82%E5%BD%A6/dp/4478360715/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1236430396&sr=8-1" target=
昨晩は仕事を終えてから21時頃実家に寄り、両親と食事を共にしました。
父親とは会社ではあまりベラベラと話さないので、
時折こういう時間を作り仕事の話を何時間もすることがあります。
あまり現場に出ず私に任せてくれている父親に新門荘の近況報告の他に
青年部の活動報告の派生から
時間を有効に使っていない「会議」について話をしました。
誰でもそうですが、
おそらく私は人一倍「無駄な時間」を過ごす事に神経質です。
正確にはそこへのこだわりがここ数年で特に強くなってきました。
与えられた時間を有効的に、その為には(仕事上の)物事に対して
できるだけグレーゾーンを作りたくないと思っています。
例えば何の意見も出ない会議は馬鹿げてると思うし、
そのような明確な成果の出ないような堂々巡りの会議なのに
「会議をした」というただの自己満足の会議には強い反発を感じます。
そういえばある会社では「‘朝の会議が必要かどうか’を決める会議」が
行われたと聞き、思わず鼻で笑ってしまいました。
貴重な時間を割いての会議をする以上は、
必ず次に繋がるアクションがなければなりません。
翻って、新門荘ではもっと地に足をつけて、着実に経営していくために
今年から若手メンバーを入れて、彼・彼女達の意見を反映さそうと
会議を実施する事にしました。
上記のような強い考えがある為に、
また少数スタッフで24時間営業という旅館の特異体質の状況下で
わずか短時間内で有意義な会議にする為に
まずはこちらで作成したレジュメを事前に各自パソコンで目を通させ
意見を出せる状態にして、会議に臨むスタイルを取る事にしました。
いちいち声に出す必要もない読めばすむ事も中にはあります。
少しでも時間のロスをなくし、無発言者をなくし、課題を共有し、
確実に解決へ繋げるアクションを起こす。
当たり前のことを確実にする為に、その準備にはなかなかの苦労を要します。
例えば会社の数字をどこまで開示するべきかにも
初めての私にとっては多少悩みました。
細かすぎる数字を提示してアレルギーを起こされてもいけないし、
かといって、数字に無反応な状態のままでも困る…
初回の会議なので、視覚的にも出来るだけ易しいレジュメにする必要がある…
さらにはいざ会議を進行する際も、話の脱線を戻し、
一見くだらなく思える意見をも吸い上げたり、話を膨らましたり
的確な方向へ進める為には誰に話を振るべきかと相手を選定したり…と
頭をフル回転させなければなりません。
しかしながら自分の旅館内の会議でさえも私の中では
まだまだ確実にアクションに繋がるような絵を描く理想には遠い上に
さらに規模の大きい青年部の「会議」のあり方の改善に
如何にして着手すべきなのか、と昨晩父親と話をしていました。
すると「これを読んでみれば」と一冊の本を貸してくれました。
恥ずかしながら初めて聞く「ファシリテーター」という単語。
350ページと読み応えのある本でようやく半分を読み終えたところですが、
ファシリテーションのスキルはきちんと習得すべきだと思いました。
アメリカでは日本よりも確実に30年以上前から定着しているようで、
ディベートとは異なるようです。
ファシリテートについてここで記述すると
だいぶ長くなってしまいますので省略します。
父親は「ファシリテーションの協会が日本にはあるようだから
青年部か粋人会で勉強会でもしてみればどうだ?」とも提案してくれましたが、
なるほどこれはちょっと面白い取り組みかもしれません。
この本から学んだことで私自身が変わり実践で生かすことが出来れば、
会議で議論された結果が速やかに実行に移され、
その実行を受けて次の行動が選択される…
まさしく組織規模の大小は関係なく、
それこそ「地に足をつけた確実な経営」がなされていくのではないかしら?
昨晩から私はワクワクしながら読書しています。
組織の中でリーダー的な役割を果たすべき人や、
コンセンサスを確実に得て、実りある会議を所望されている人など
ファシリテートの入門書として小説形式になっているこの本を読書される事は
なんらかのプラスになると思います。
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