京都 祇園 旅館「新門荘」は京都市内祇園の中心で京都観光に便利な旅館です。

昨日、修学旅行としてお泊り頂いた生徒さんが
新門荘にて「お座敷遊び」を体験されました。

舞妓を1名呼んでの舞妓鑑賞会や、
三味線引きの芸妓さんをも招いて生演奏での舞妓鑑賞会を
させていただいた事はありましたが、お…お…お座敷遊びとは…＜("0")＞　

お酒を飲む席だからこそ
このお座敷遊びのゲームは盛り上がるのでは…（（； °°）

生徒さんに舞妓や花街の説明を何十回させて頂いた私でしたが、
このリクエストには進行が上手くいくか、実は当日まで不安でした。


（↓当館でのお座敷遊びのイメージ写真）



しかし！！　いざ終わってみると
こんなに生徒さんがイキイキと楽しんで頂いた舞妓を入れての
レクレーションは初めてでした。

与えられた時間は1時間15分。
この間に舞妓の説明・京舞・お座敷遊び・写真撮影を盛り込みます。
時間的には問題はありません。

一般のお客様への接待も含めると何百回と舞妓の説明をしてきた私にとっては、
今や20分であろうと2時間であろうと自由自在に話をする事ができます。

問題は、お座敷遊び…

いつもは芸妓に任せて場を去ることが多いのですが、
この時ばかりは同席して、お遊びの説明や勝敗の決め方など
説明させて頂きました。

有難い事に生徒さんはとても素直で、
中にはムードメーカー的な生徒さんもいらっしゃって、大いに盛り上がりました。
残念ながら全員とはいきませんでしたが、二つのお遊びは万遍ない男女比で
参加してもらいました。

もちろん、負けても‘罰杯’はありません。
「まいりました〜」と舞妓さんに言って、舞台からおりる生徒さんを
微笑ましく見ていました。

気さくに先生方もご参加くださり、生徒さんにとっては
間違いなく楽しい思い出になられたことと確信しております。
こういう体験をさせてもらえるこちらの学校の生徒さんはとても羨ましいです。


舞妓の美代馥さんもとても楽しそうでした！
彼女もおそらく自分の年齢と変わらないお客様を大勢にお遊びをすることは
初めてだったからだと思います。


固定観念であれこれ悩んでいましたが、
黙って私の説明を聞いたり、京舞を見るだけよりも
参加型・体験型の「お座敷遊び」は舞妓さんをより身近に感じる
とても良い機会だと思い直しました。

「成人になられて、京都へまたお越しになられる時は
お食事の席に芸妓・舞妓さんを入れて今日の「お座敷遊び」の
成果を発揮してくださいね！」と終了のご挨拶をさせて頂きました。

昨日は私自身もとても良い体験をさせて頂きました。
ありがとうございます。