都をどり

先日、妹弟と祖母の4人で「都をどり」を観に行きました。

とんとご無沙汰の踊り好きの祖母は喜んでいました。

妹弟は日曜日しか休みがないので、
昼間から勢ぞろいするのは久しぶりです。

二人は20代後半ともなる京都人ですが
未だかつて「都をどり」を観たことがなく、良い機会だ!と言って
「ところで、都をどりってなに?どれくらい(時間)あるん?」と
聞いてきたので、「芸舞妓はんの学芸会みたいなもんや」と答えました。

二人は「なるほど!分かった」とそれ以上聞いてくることはありませんでしたが、
こんな答え方では花街関係者に怒られますな。(^^;)

NEC_0075.JPG


お茶券付きのチケットだったので、開演の30分ほど前にお抹茶をいただきます。
我々は前列2列目。
最前列だと芸妓がお手前をしたお抹茶を舞妓が直接運んできてくれます。

NEC_0073.JPG

上演中は撮影禁止なので、幕開け前の風景です。
NHKの朝の連続ドラマ「だんだん」のおかげで、連日満員だそうです。
一日4回、30日間ぶっ続けです。

この「都をどり」の舞台に立てる「祇園甲部」という花街の
舞妓は今や40名、芸妓は80名を超えています。

一時は舞妓の人数が少なくなり、
存続できるのかといった事態もあったようですが、
最近は100名程の舞妓志願者が順番待ちだそうで、聞いたときには驚きました。

こうして花街が活性化することは良いことです。
この「都をどり」を観に来る観光客が増えるとこの東山・祇園地区のみならず京都全体に相乗効果をきたします。


舞台後、弟が「お姉ちゃんは今年で何回目?
それだけ観てても毎回趣向が違うからやっぱりいいもん?」と
聞いてきたので、こう答えました。

「何回見ても
   ・・・・・・やっぱ、おもんない(面白くない)わ」( ´△`)

日本舞踊に興味がない無教養な上に、
毎日のように舞妓と会って、芸妓が経営するバーにふらっと立ち寄る
私にとっては花街は憧れでもなんでもないので、
感覚が麻痺しているのかもしれません。贅沢な話ですよね。

「で、あんたは初めて観てどやった?」と弟にふると
「1回見たら十分や」と男らしい無神経な回答でした。

さらに妹に同じことを聞くと
「あ〜1時間座ってたからオケツが痛いわん」とたったそれだけの回答でした。

なるほど、私達は同じ親から生まれてるキョウダイに間違いないと確信しました。
ヽ(  ̄д ̄;)ノ



今年、「都をどり」を見逃した方は
勿論来年も4月1日〜30日までの1ヶ月間開催されますので、
是非ご覧になられてください。

祇園だもん、舞妓さん | comments (0) | trackbacks (0)

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