経営者の仕事

昨日は、青年部の例会の為
京都府亀岡市にある湯の花温泉、松園荘保津川亭さんへ伺いました。

今回のビッグイベントは滋賀県雄琴温泉、湯元館の社長の講演です。

あいにく、某エージェントのキャラバンやその他の会合が重なって
恥ずかしながら参加人数は14名と少数でした。(60数名も会員がいるのに)


針谷社長は旅館業界では堅実な旅館経営で、おまけに後輩の面倒見も良い人間的な魅力もたくさんある方としてとても有名なお方です。


私がお会いするのは3−4回目でしょうか。

そういえば、ちょっとした設備投資をする際に一方的にお電話を差し上げて
アドバイスを伺ったこともありました。



初めてお会いしたのは私は旅館の仕事に従事して、少し経った6−7年前でした。他府県での勉強会後の懇親会では膝を突き合わして、ざっくばらんにいろいろな話をして頂きました。それから、2年前の某会合での講演も拝聴しました。


話されることは基本的に同じスタンスの内容なのですが、
私も遅々としてではありますが成長しているので、少し違った目線で
話を聞き入ることになりました。6−7年前はよく理解できなかったことも
今となっては自分の経験値と照らし合わせることもできます。


90分間の講演をして頂いた後には、懇親会がありました。
針谷社長の席の近くがいいなー、遠かったらお酌にまわって話を聞きに行こうと思っていたのですが、なんとラッキーなことに私の隣に社長は座られました。

あいかわらずある自分のこういう‘引き’の強さに感謝しました。

まる二時間、べったり話をさせてもらいました(^^)v
針谷社長は私の父の一学年上の先輩でもあり、私自身は無礼かもしれませんが勝手に親近感を持っています。


幹部職の育て方・社員の育て方、会議での発言など実践的な話から、
経営者としての精神的な話まで有益な時間を過ごすことができましたが、
中でも繰り返し仰ってた「経営者の仕事は利益をだすこと」には
深く考えさせられました。


ある旅館の女将さんが針谷社長に
「私は朝の5時に起きて夜も遅くまでみっちり働いています。
だけど経営は右肩下がりです。どうしてなんでしょう」との話をされたようです。

・・・その後社長の回答等いろいろと話をされていましたが、
私の解釈では結局従業員と同じ仕事をしていてはダメだ、ということでした。

経営者には経営者にしかできない仕事があり、それは常に利益を出すにはどうしたらいいかと真剣に考えて取り組むことです。上の立場がそれをしないと従業員も安心して働けません。


さて、昨日学んだことをブログで書く暇があるならば
さっさと現場に落とし込んで実践していくことが、価値ある行動でしょう。

明後日から10月です。気持ち新たに仕事をしようと思います。

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