オブザーバー入り試食会

来月お出しする5種類の料理の試食会をしました。

「試食会」というと
「いやーん、ただで美味しいもん食べれてええやん」というイメージが
あるかもしれませんが、意外にもかなり地道な仕事です。

今回の試食会では私は何も食べずに写真を撮ったり、
見た目や全体のバランスに注視していたのですが、
実際に食べるぞ!という予定の試食会では、事前に軽く食事をしておきます。

だって、人間空腹で食すると何でも美味しく感じてしまいます。
それでは「課題を見つける」という目的の試食会にはなりませんからね。

CIMG4267.JPG

さて、今日は新門荘の料理長の親方にも来て頂きました。恐いよぉ〜(@@)

さらに今回はうるさどころ(失礼!)をお招きしました。
女将のお友達、女性4名です。

おばさま方はうるさいよ〜!!(お口が肥えてらっしゃるから(^^))

前回の会議で、ギャーギャー意見をストレートに言ってくれる人に
試食会に来て貰おう、ということから決まりました。

CIMG4283.JPG

皆さんにはレポート用紙にもみっちりご意見を書いていただきました。

CIMG4286.JPG

やはり私が期待していた通り、たくさんの貴重な感想を仰ってくださいました。
いまや、業種問わず どの商品展開をする上でも女性の目線は重要です。


たとえば、最後の「水物」(デザートのこと)も、
たとえ食べやすいようにカットしていても果物を出しているのでは
喜んでいただけません。なぜなら、家でも食べられるからです。

ほんの少しでも手間を加えたものに「素敵!」と喜んでもらえる。
ささいな工夫で「いやん!かわいぃ!」と話に花が咲く。
・・・私も女性の端くれですので、その点は大いに賛同できます。



今回の試食会では、料理長の親方というプロの目線もあったおかげで、
課題がたくさん出てきました。

思わず写真に撮りたくなるような盛り付け、
「うわぁ!」と驚いてもらえるような遊び心、
外食せずに旅館で食事してよかったねー…とほっこりしてもらえる料理。

あえて抽象的に書きましたが、それが私の目指すところです。

試食会は来月の中旬も行なわれます。そんなに日にちはありません。


料理長は大変です。
でも、お客様には「やっぱり‘食’の京都やナー。
やさしい味付けで粋な器で、はんなりした盛り付け…」と喜んで頂きたい故に
「料理に関しては板場にお任せ♪」とはいきません。(`´)」

私は、経営者サイドとして出来る最低限の仕事は
試食会などを通して、現状の課題を見つけてあげることだと思っています。

そして、実際の現場で課題をクリアした試食どおりの食が提供されているかと
目を見張ることも欠かせない仕事だと自分に言い聞かせています。

新門荘のお年頃 | comments (0) | trackbacks (0)

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