客室係として3名、調理場に1名の高校新卒生が入社予定でした。
…が、入社式当日、客室係が1名来ていない。
もうホント驚きました。新卒者が入社式を欠席？！
早速、学校に連絡を入れ、何度か途中経過の報告を頂き、
その日の夜に保護者から連絡が入りました。
高校生の採用は全て高校の進路指導の先生を通して、手続きを踏みます。
無断欠勤はあらゆる方面に迷惑をかけているんですよ、と言うと、
その保護者は「無断欠勤ではありません！娘の気持ちが変わったから、
1週間前にそちら（新門荘）に電話を入れましたけど！」と強気。
しかも「採用担当者はおられますか」ではなく、なんと伝言。
(保護者は電話をした！の一点張りですが、実際はかかってきていません。
なぜなら男性スタッフと話したと言っていましたが、
弊館で電話を取る男性社員は営業課長のみですから…）
……おまけにこの保護者は昼間、先生に
「体調が悪いから欠席した」と言い訳しているのです。辻褄が合いません。
これはアルバイトの辞退ではなく、正社員の辞退。
しかも斡旋しているのは100％進路指導の先生方。
高卒の就職内定率が60％を切る中、どれほど先生方はご苦労なさっていることか。
そんなことも露知らず。
辞退を申し出るなら、まず学校に連絡すべきです。
順序を間違えていますね。
保護者は、2-3日働いていて辞めるくらいなら、
初めから行かない方がいいと行かせなかったことを正当化していました。
これも間違っていますね。
こちらは10月に採用通知を出し、1月に入社予定表まで送っている。
たとえ考えが変わって辞退を決断するにしても、遅すぎる。
制服の着物が出来上がるのに1週間ではできないんですよ。
既存社員の指導段取り、1週間以上前から準備しているんですよ。
そんな細かなことを言っても理解できないでしょうね、この保護者には。
話すだけ無駄だと思い、そんなことは伝えませんでした。
ただ、こうは言っておきました。
今回の一連の事態は来年、再来年と弊館はＢ高校さんから生徒を
採用しないことに繋がるんですよ、
それくらい信頼を失墜させて学校には迷惑をかけているんですよ。と。
正社員として就職するっていうのは、結婚みたいなもんだと私は思うのです。
「縁」があってその企業で働き、社会人としての地位を確立する。
何らかの事情で退社することになっても、一度お世話になった以上は
きちんと礼をつくして別れるべきです。
「内定」という「婚約」をしておいて、突如気が変わったからと「破棄」する。
間に入って尽くしてくれた「仲人」の「学校」を通りこし、
伝言電話一本「無理ですし」…
そりゃぁ、大事な人生ですから無駄な時間は過ごしたくないし、
自分の気持ちの正直であることは大切ではあります。
が、物事には順序というものがあり、自分の立場のみならず
相手の立場に立って物を言う必要があります。それが大人としての責任です。
相手に取り立てて責任がないのであれば、誠心誠意の謝罪が必要です。
なんでも電話一本で済むと思っている恥ずかしい保護者。
自分の立場しか考えず、おまけに自分を正当化する情けない保護者。
私が同じ立場で、子供が辞退をほのめかそうものなら
「一度自ら決めたことを全うしろ。合う合わない、ではなく
社会人になった以上は‘合わせる’んだ！
たとえ遠回りになっても無駄にはならないからしっかりお世話になりなさい！」
って教育するだろうなぁ。
そうそう、それから、こうも話し続けていました。
「卒業式が3月1日で学校とは終わったから、
学校じゃなくてそっちに連絡入れたんですよ！」
そう、これも大きな誤り。
たとえ卒業式が1月だろうと2月だろうと、3月31日までは高校生の扱い。
学校は4月1日から新年度が始まる。
それを指摘すると「そんなん知りませんもん！」
…やっぱりね。世間ずれした保護者です。
その後先生ともお話しましたが、こんな事態は前代未聞ですと嘆いておられました。
後のことは学校にお任せすることにしました。
面接時はとても好印象でやる気も見えていたＡさん。
この一連の話をすると、紋切型のように
みんな口を揃えてこう言いました。「親があかんなー、子供がかわいそう」
Ａさんが、どこかでしっかりとした社会人に成長することを願うのみです…
…が、入社式当日、客室係が1名来ていない。
もうホント驚きました。新卒者が入社式を欠席？！
早速、学校に連絡を入れ、何度か途中経過の報告を頂き、
その日の夜に保護者から連絡が入りました。
高校生の採用は全て高校の進路指導の先生を通して、手続きを踏みます。
無断欠勤はあらゆる方面に迷惑をかけているんですよ、と言うと、
その保護者は「無断欠勤ではありません！娘の気持ちが変わったから、
1週間前にそちら（新門荘）に電話を入れましたけど！」と強気。
しかも「採用担当者はおられますか」ではなく、なんと伝言。
(保護者は電話をした！の一点張りですが、実際はかかってきていません。
なぜなら男性スタッフと話したと言っていましたが、
弊館で電話を取る男性社員は営業課長のみですから…）
……おまけにこの保護者は昼間、先生に
「体調が悪いから欠席した」と言い訳しているのです。辻褄が合いません。
これはアルバイトの辞退ではなく、正社員の辞退。
しかも斡旋しているのは100％進路指導の先生方。
高卒の就職内定率が60％を切る中、どれほど先生方はご苦労なさっていることか。
そんなことも露知らず。
辞退を申し出るなら、まず学校に連絡すべきです。
順序を間違えていますね。
保護者は、2-3日働いていて辞めるくらいなら、
初めから行かない方がいいと行かせなかったことを正当化していました。
これも間違っていますね。
こちらは10月に採用通知を出し、1月に入社予定表まで送っている。
たとえ考えが変わって辞退を決断するにしても、遅すぎる。
制服の着物が出来上がるのに1週間ではできないんですよ。
既存社員の指導段取り、1週間以上前から準備しているんですよ。
そんな細かなことを言っても理解できないでしょうね、この保護者には。
話すだけ無駄だと思い、そんなことは伝えませんでした。
ただ、こうは言っておきました。
今回の一連の事態は来年、再来年と弊館はＢ高校さんから生徒を
採用しないことに繋がるんですよ、
それくらい信頼を失墜させて学校には迷惑をかけているんですよ。と。
正社員として就職するっていうのは、結婚みたいなもんだと私は思うのです。
「縁」があってその企業で働き、社会人としての地位を確立する。
何らかの事情で退社することになっても、一度お世話になった以上は
きちんと礼をつくして別れるべきです。
「内定」という「婚約」をしておいて、突如気が変わったからと「破棄」する。
間に入って尽くしてくれた「仲人」の「学校」を通りこし、
伝言電話一本「無理ですし」…
そりゃぁ、大事な人生ですから無駄な時間は過ごしたくないし、
自分の気持ちの正直であることは大切ではあります。
が、物事には順序というものがあり、自分の立場のみならず
相手の立場に立って物を言う必要があります。それが大人としての責任です。
相手に取り立てて責任がないのであれば、誠心誠意の謝罪が必要です。
なんでも電話一本で済むと思っている恥ずかしい保護者。
自分の立場しか考えず、おまけに自分を正当化する情けない保護者。
私が同じ立場で、子供が辞退をほのめかそうものなら
「一度自ら決めたことを全うしろ。合う合わない、ではなく
社会人になった以上は‘合わせる’んだ！
たとえ遠回りになっても無駄にはならないからしっかりお世話になりなさい！」
って教育するだろうなぁ。
そうそう、それから、こうも話し続けていました。
「卒業式が3月1日で学校とは終わったから、
学校じゃなくてそっちに連絡入れたんですよ！」
そう、これも大きな誤り。
たとえ卒業式が1月だろうと2月だろうと、3月31日までは高校生の扱い。
学校は4月1日から新年度が始まる。
それを指摘すると「そんなん知りませんもん！」
…やっぱりね。世間ずれした保護者です。
その後先生ともお話しましたが、こんな事態は前代未聞ですと嘆いておられました。
後のことは学校にお任せすることにしました。
面接時はとても好印象でやる気も見えていたＡさん。
この一連の話をすると、紋切型のように
みんな口を揃えてこう言いました。「親があかんなー、子供がかわいそう」
Ａさんが、どこかでしっかりとした社会人に成長することを願うのみです…
