最近ブログの更新をする度に謝っている気がする…
しっかりした記事をＵＰしようと意気込むから、遅れがちになるんだなぁ〜
さて、今大河ドラマで最低の視聴率を更新している
「平清盛」の史跡をご紹介します。
最低視聴率…と言われているそうですが、
私はここ数年で、視聴率を狙った荒唐無稽さがずいぶん抑えられた
一番しっかりした作りになっている大河ドラマだと思い、欠かさず見ています。
きっとストーリーが複雑なのかな？
歴史好きでないとあまり見る気がしないのかもしれません。残念だなぁ。
（とはいうものの、7週間分撮り溜めしていて
先日見終わり、ようやく追いつきました…）
新門荘から徒歩3分の距離にある「八坂神社」は
実は明治以前は「祇園社」との言い方が一般的だったそうです。
ところが「神仏分離」政策により、仏教用語である「祇園」が外され
「八坂神社」に名前が変わりました。
京都三大祭りの一つ「祇園祭」はまさしくその大昔の名残の言い方です。
さて、八坂神社といえば下の写真の通り、
四条通が目の前に走る西楼門が浮かびますが、
実はこちらは八坂神社の正門ではありません。
正門は南楼門で、祇園祭の行事ごとではお稚児さんはじめ、
今でもこちらの門から出入りするのです。
この南楼門から見て右手には「忠盛灯篭」なるものが存在します。
さぁ、ここからは私流の噛み砕いた昔話の始まりです。
今から約900年前の12世紀、白河法皇が愛人に会いに雨の滴る中
現在の京都市動物園近辺の岡崎地区から祇園地区へテケテケと出かけます。
白河法皇は当時の日本国��1の重鎮ですから、お供がゾロゾロとついていきます。
その一人が、平清盛の父親「平忠盛」。
さぁ、もうすぐ愛しい「祇園女御」に会えるぞぉ！という距離まで来た時に
当時の祇園社の敷地内で、鬼を見るのです。
法皇は言います
「忠盛よ！ワシはこんな鬼がおったら、祇園女御に会われへんやん。
怖いさかい早く打ち取らんかい！」
忠盛は内心、鬼とかいいひんし…と思いつつ、周りをよく確かめます。
すると読み通り、灯篭に火をともそうとしていた蓑を着た祇園社のお坊さんでした。
すると白河法皇はこの忠盛の冷静な対応を大絶賛するわけです。
「よーやった！忠盛！あっぱれ、あっぱれ。褒美としてお前には、
これからワシが会いに行くワシの愛人‘祇園女御’をくれてやろう！」
忠盛はエーッツ！！と迷惑に思いながらも、
最大の権力者である白河法皇に逆らうことはできません。
「ありがとう存じまする」と言いながら、美女である祇園女御を傍に
置くことができまんざらでもない様子。
そして、しばらくして祇園女御は身ごもります。
妊娠が分かると白河法皇はこう言います。
「生まれてきた子が、女の子やったらワシが育てるし、こちらへおくれ。
もしも男やったらいらんさかい、お前が育てろ」
生まれてきた子は男の子。そう、この子が後の「平清盛」でした。チャンチャン♪
とまぁ、現代の常識では考えられない白河法皇の言動が飛び交い、
平清盛のこの世での人生が始まるわけです。
その発端が、ここ灯篭があった場所であり、
現代も当時のまま「忠盛灯篭」と呼ばれています。
次回は清盛の母である「祇園女御」の供養塔をＵＰします、今月中に（＾＾;）
しっかりした記事をＵＰしようと意気込むから、遅れがちになるんだなぁ〜
さて、今大河ドラマで最低の視聴率を更新している
「平清盛」の史跡をご紹介します。
最低視聴率…と言われているそうですが、
私はここ数年で、視聴率を狙った荒唐無稽さがずいぶん抑えられた
一番しっかりした作りになっている大河ドラマだと思い、欠かさず見ています。
きっとストーリーが複雑なのかな？
歴史好きでないとあまり見る気がしないのかもしれません。残念だなぁ。
（とはいうものの、7週間分撮り溜めしていて
先日見終わり、ようやく追いつきました…）
新門荘から徒歩3分の距離にある「八坂神社」は
実は明治以前は「祇園社」との言い方が一般的だったそうです。
ところが「神仏分離」政策により、仏教用語である「祇園」が外され
「八坂神社」に名前が変わりました。
京都三大祭りの一つ「祇園祭」はまさしくその大昔の名残の言い方です。
さて、八坂神社といえば下の写真の通り、
四条通が目の前に走る西楼門が浮かびますが、
実はこちらは八坂神社の正門ではありません。
正門は南楼門で、祇園祭の行事ごとではお稚児さんはじめ、
今でもこちらの門から出入りするのです。
この南楼門から見て右手には「忠盛灯篭」なるものが存在します。
さぁ、ここからは私流の噛み砕いた昔話の始まりです。
今から約900年前の12世紀、白河法皇が愛人に会いに雨の滴る中
現在の京都市動物園近辺の岡崎地区から祇園地区へテケテケと出かけます。
白河法皇は当時の日本国��1の重鎮ですから、お供がゾロゾロとついていきます。
その一人が、平清盛の父親「平忠盛」。
さぁ、もうすぐ愛しい「祇園女御」に会えるぞぉ！という距離まで来た時に
当時の祇園社の敷地内で、鬼を見るのです。
法皇は言います
「忠盛よ！ワシはこんな鬼がおったら、祇園女御に会われへんやん。
怖いさかい早く打ち取らんかい！」
忠盛は内心、鬼とかいいひんし…と思いつつ、周りをよく確かめます。
すると読み通り、灯篭に火をともそうとしていた蓑を着た祇園社のお坊さんでした。
すると白河法皇はこの忠盛の冷静な対応を大絶賛するわけです。
「よーやった！忠盛！あっぱれ、あっぱれ。褒美としてお前には、
これからワシが会いに行くワシの愛人‘祇園女御’をくれてやろう！」
忠盛はエーッツ！！と迷惑に思いながらも、
最大の権力者である白河法皇に逆らうことはできません。
「ありがとう存じまする」と言いながら、美女である祇園女御を傍に
置くことができまんざらでもない様子。
そして、しばらくして祇園女御は身ごもります。
妊娠が分かると白河法皇はこう言います。
「生まれてきた子が、女の子やったらワシが育てるし、こちらへおくれ。
もしも男やったらいらんさかい、お前が育てろ」
生まれてきた子は男の子。そう、この子が後の「平清盛」でした。チャンチャン♪
とまぁ、現代の常識では考えられない白河法皇の言動が飛び交い、
平清盛のこの世での人生が始まるわけです。
その発端が、ここ灯篭があった場所であり、
現代も当時のまま「忠盛灯篭」と呼ばれています。
次回は清盛の母である「祇園女御」の供養塔をＵＰします、今月中に（＾＾;）
