先日、京都御所の西隣にある「平安女学院大学」の学生さんが作成した
宿泊プランの発表会があったので、出掛けてきました。
半年ほど前から、京都の旅館組合青年部と
大学側のやり取りが何度もあったようです。
そういえば、完全にスタッフに任せていたけれど
夏ごろに女子大生が新門荘の館内見学に来られていました。
気まぐれ屋の私は、学生が作ったプランってどんなかなぁ…?
なんか参考になることでもあるやろか…?
…くらいの軽いノリで出席に○印をつけて当日を迎えました。
ところが、初めに大層立派な会議室に通されて、
そこから教室へ向かうことに。
入室すると80人くらいはいたでしょうか。
女子大生に迎え入れられました。
14のチームがそれぞれ考えた宿泊プランを、
それぞれが壇上に上がって発表です。
実際にプランとして載せてもいいと思えば
どこぞのパクリの「いいね!」の札を上げます。(参照/写真下段)
事前に配布されたレジュメをパラパラ見た瞬間、
あーこれはアカンな。どれも使えん。と思っていた私。
…そう、私、自分には甘いけど他人には厳しいのよ。
しかしながら、半分くらいのチームの宿泊プランは
こちらでしっかり叩き直せば、オフィシャル販売できそうな素材でした。
14チームのうち2チームに「いいね!」札を上げました。
軽いノリで行ったものの、
地元放送のKBS京都テレビや、京都新聞の取材班までいらっしゃいました。
おまけに私から「若女将賞」を選定して、賞状を渡してとのこと。
うわー… そうと知っていたら着物で出向いたのに(><)
同業者にも言われちゃった。「山内さん、着物で来たらよかったのにー!」
ごめんなさい、ごめんなさい…
で、あるチームに突っ込んだ質問をしたからか
会議室に戻った後に、畏れ多くも青年部会長に引き続き、
KBSのインタビューに応えることになりました。
で、ここは穏便に済ますべきかと思ったけれど
部会長がその受け答えはされていたので私は少しだけ自分のカラーを出して
発言しておきました。
「まぁ、半分くらいのチームは使えそうちゃう。
残り半分があかん理由?! わざわざ京都でする必要のないプランやったもん。
どこの地域でもできるプランやん。ありきたりでオモンナイわー」
と、こんな下品な言い方はしていませんが、
本当に半分のチームは、別に京都でする必要性のないプラン作成でした。
わたしも自社で、スタッフとともにプラン作成に
あーでもない。こーでもないと侃侃諤諤の意見を取り交わしますが、
やはりポイントは「京都だからできること」「京都でしかできないこと」です。
おかげさまで京都はそういう素材がたくさんありますから
そのあたりを巧く取り込んだものでないと、旅行者は見向きもしてくれません。
辛辣なことを書きましたが、それでも19、20歳の学生が
考えたことを思えば本当に立派なもんです。
当時の私を振り返ったら、とてもとても考えられていないと思います。
最後に、初めて大学と旅館組合がタグを組んだことだったようですが、
大変素晴らしい企画だったと思います。
「旅館」という存在のPRにもなりますし、
こういう小さな積み重ねが地域活性化に繋がり、
また学生たちが「京都」を学び「旅」ということを意識していくのだと思います。
追記> 昨晩のKBS放映は、
カットされずに私のインタビューも映ってましたね。へへへ。
宿泊プランの発表会があったので、出掛けてきました。
半年ほど前から、京都の旅館組合青年部と
大学側のやり取りが何度もあったようです。
そういえば、完全にスタッフに任せていたけれど
夏ごろに女子大生が新門荘の館内見学に来られていました。
気まぐれ屋の私は、学生が作ったプランってどんなかなぁ…?
なんか参考になることでもあるやろか…?
…くらいの軽いノリで出席に○印をつけて当日を迎えました。
ところが、初めに大層立派な会議室に通されて、
そこから教室へ向かうことに。
入室すると80人くらいはいたでしょうか。
女子大生に迎え入れられました。
14のチームがそれぞれ考えた宿泊プランを、
それぞれが壇上に上がって発表です。
実際にプランとして載せてもいいと思えば
どこぞのパクリの「いいね!」の札を上げます。(参照/写真下段)
事前に配布されたレジュメをパラパラ見た瞬間、
あーこれはアカンな。どれも使えん。と思っていた私。
…そう、私、自分には甘いけど他人には厳しいのよ。
しかしながら、半分くらいのチームの宿泊プランは
こちらでしっかり叩き直せば、オフィシャル販売できそうな素材でした。
14チームのうち2チームに「いいね!」札を上げました。
軽いノリで行ったものの、
地元放送のKBS京都テレビや、京都新聞の取材班までいらっしゃいました。
おまけに私から「若女将賞」を選定して、賞状を渡してとのこと。
うわー… そうと知っていたら着物で出向いたのに(><)
同業者にも言われちゃった。「山内さん、着物で来たらよかったのにー!」
ごめんなさい、ごめんなさい…
で、あるチームに突っ込んだ質問をしたからか
会議室に戻った後に、畏れ多くも青年部会長に引き続き、
KBSのインタビューに応えることになりました。
で、ここは穏便に済ますべきかと思ったけれど
部会長がその受け答えはされていたので私は少しだけ自分のカラーを出して
発言しておきました。
「まぁ、半分くらいのチームは使えそうちゃう。
残り半分があかん理由?! わざわざ京都でする必要のないプランやったもん。
どこの地域でもできるプランやん。ありきたりでオモンナイわー」
と、こんな下品な言い方はしていませんが、
本当に半分のチームは、別に京都でする必要性のないプラン作成でした。
わたしも自社で、スタッフとともにプラン作成に
あーでもない。こーでもないと侃侃諤諤の意見を取り交わしますが、
やはりポイントは「京都だからできること」「京都でしかできないこと」です。
おかげさまで京都はそういう素材がたくさんありますから
そのあたりを巧く取り込んだものでないと、旅行者は見向きもしてくれません。
辛辣なことを書きましたが、それでも19、20歳の学生が
考えたことを思えば本当に立派なもんです。
当時の私を振り返ったら、とてもとても考えられていないと思います。
最後に、初めて大学と旅館組合がタグを組んだことだったようですが、
大変素晴らしい企画だったと思います。
「旅館」という存在のPRにもなりますし、
こういう小さな積み重ねが地域活性化に繋がり、
また学生たちが「京都」を学び「旅」ということを意識していくのだと思います。
追記> 昨晩のKBS放映は、
カットされずに私のインタビューも映ってましたね。へへへ。