日本一美味しい亥の子餅

11月ならではの「亥の子餅」のことをUPしようと思ったのですが
そういえばいつぞやもUPしてたっけ〜?


…ということで、今日のブログは
昨年の同時期に投稿したブログとほぼ同じ内容です。

何故に11月はイノシシなのか、
きちんと調べて自分で投稿しているはずなのに
去年のブログを読み返すと、
さっぱり亥の子餅の由来は覚えていないもんです(汗)




さて、茶の湯の世界では11月は「炉開き」と言って、
夏の間使っていた‘風炉’をしまい、畳を切った‘炉’を使い始めます。

初夏に摘んで寝かせておいた茶葉で
お茶を点てる茶の世界の「正月」でもある大切な付でもあります。


今月3日は茶道の稽古でしたが、3年連続で
この月ならではのイノシシをかたどった「亥の子餅」を
手配して美味しくよばれました。

20131111_124036.jpg


どこの和菓子屋さんでも「亥の子餅」を作られますが
新門荘では茶道宗匠のご指示もあり、「鍵甚良房」さんで購入しました。

中を割った写真を撮り忘れたのですが、
銀杏・栗・柿が入っています。

宗匠曰く、これだけたくさん入っているのは
非常に珍しいそうで(^^)しかも、250円!
「ここのは日本一美味しい(?!)亥の子餅ですよ♪」


たしかに美味しい… 
私もこの日の稽古を心待ちにしていたくらいです。

そして稽古のみならずわざわざ
もう一度食べるために買いに行っている…


鍵甚さんは家族だけでされてる和菓子屋さんなので、
大量生産は無理のようです。

そして、四条通に面する「鍵善良房」さんとよく間違われます。
‘甚’と‘善’が違うでしょ?!

メディアに露出することもないし、
観光客にとってはあまり知られたお店ではないかもしれませんが、
地元民にとっては有名な老舗の和菓子屋さんです!

ご購入の際は事前に一本お電話を
入れておくことをお勧めします。



ところで、なぜイノシシ??

亥の月(旧暦10月)の最初の亥の日の亥の刻(21〜23時)に、
新米でついた餅を食べ、無病息災や子孫繁栄を願っていたという
宮中行事があったようです。

イノシシはたくさん子供を産みますからね。
この時期の新嘗祭などがあるように、
稲の豊作を願っていたこともあると思われます。


また庶民の間では、いよいよ冬到来で火を使う時期に、
火伏せの愛宕山(アタゴ)のお使いである「イノシシ」
……昔の火事は恐ろしかった 
火の災難から逃れようとあやかって食していたようです。




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