2 創業者の50回忌と芸妓さんの結婚式

一昨日のブログは新門荘の創業者の法事から脱線して、
長文になりましたが、
日本で27,000社もある100年企業について
自戒も込めて書いたのですが
まぁまぁエエこと書いたのではなかろうかと自画自賛しています。




さて、その続き。

午後はお世話になっている芸妓さんの結婚式に出向きました。
まさか結婚式に呼んでいただけるとは思いもせず、
この日をとても楽しみに出席しました。


実は新婦の芸妓さんのみならず、新郎は私の小学校の同級生!

双方から話を聞いた時はひっくり返りました。
えええー!?花街を牽引していた人気・実力とも兼ね備えた
あの芸妓さんをお嫁さんに?!大丈夫???…と(^^;)

聞けば新郎のご尊父が何よりも驚かれていたそうです。
芸妓さんのことを18歳から見守っておられたそうですから。

みなの驚きはさておき、お二人はとてもお幸せそうで、
素敵な結婚式でした。

人のご縁って本当に不思議です。


DSC_0003.JPG


花街関係者の結婚式に参列するのは初めてでしたが
予想通り、芸舞妓さんがたくさん居て
一際華やかな結婚式でもありました。


着席したテーブルには、私の大好きな元芸妓さんが隣の席で
3-4年ぶりの再会に話も盛り上がりました。

彼女も今年結婚しましたが、10年程前にお茶屋さんに出向いた時に
「今仕込みしてます○○ちゃんですねん」と紹介して頂いた、
あの初対面が今でも鮮明に思い出されます。

芸舞妓さんが活躍する花街は、結婚=引退です。
女性の社会進出が応援されている現在の世の流れとは反しています。
彼女たちの仕事は夜のお座敷がメインで、昼間はお稽古。
自分の時間を確保することさえ難しいこの世界では、
やはり家庭との両立は難しいでしょう。

昔の慣習を今も崩さず、寿退社が絶対!と
明示されている方が有難いですよね。

しかし、一方で芸妓の仕事が楽しくて、
結婚することと迷いに迷って、
最終的に縁談を断って花街に残る道を選択してきた方もいらっしゃいます。


世の中何かを犠牲にしなければ、何かを得ることは難しいのです。


このままいくとまた前回のように
「日本での子育てと仕事」だとかについて
私見を述べて長文になりそうなので、
本題に戻しますが、心温まりとても上品で、
ほんとに素敵な結婚式でした。

おかげさまで私も幸せをおすそ分け頂くことができ
あと二週間で終わる2014年の活力になりました (^^)

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