よく見ると京都市内の古い町屋では
琺瑯で出来た「仁丹看板」を見かけることがあります。
「花見小路通り」に新門荘は面していますが、
その一本西側の通り「縄手通り(大和大路通り)」には
写真の仁丹看板が掲げてあります。
「仁丹」は現在も「森下仁丹」という創業120年を超える医薬品会社です。
今から105年前に町名の表示がないため、
来訪者や郵便配達人が家を捜すのに苦労しているという
当時の人々の悩みに応え、髭を生やしたトレードマークの軍人さんの絵と
町名の入った看板を次々と掲げていったそうです。
新門荘の所在地でもある「東山区」一帯は、
昭和4年に誕生した区ですが
看板にはそれ以前の「下京區(下京区)」と表記されています。
この看板を研究している「仁丹看板樂會」の調査によると
約700枚が現存しているそうです。
仁丹看板は全国でも見受けられますが、
700枚もまとまって現存しているのは、ここ京都だけだそうです。
京都の歴史を辿る上で、貴重な資料であると思いますが、
なんと、これを盗んでネットオークションで売りさばこうとした悪いヤツが居たそうです(-_-メ)
先日の京都新聞に掲載されていましたが、
立派な犯罪なのに容疑者の名前が出ていなかったナァ。
どうやら、残念ながら
この仁丹看板の窃盗は今回のこの一件のみならず。
今やこの看板は、歴史に思いを馳せる貴重な遺産なのだから
以後はこんな事件がないように願います。
琺瑯で出来た「仁丹看板」を見かけることがあります。
「花見小路通り」に新門荘は面していますが、
その一本西側の通り「縄手通り(大和大路通り)」には
写真の仁丹看板が掲げてあります。
「仁丹」は現在も「森下仁丹」という創業120年を超える医薬品会社です。
今から105年前に町名の表示がないため、
来訪者や郵便配達人が家を捜すのに苦労しているという
当時の人々の悩みに応え、髭を生やしたトレードマークの軍人さんの絵と
町名の入った看板を次々と掲げていったそうです。
新門荘の所在地でもある「東山区」一帯は、
昭和4年に誕生した区ですが
看板にはそれ以前の「下京區(下京区)」と表記されています。
この看板を研究している「仁丹看板樂會」の調査によると
約700枚が現存しているそうです。
仁丹看板は全国でも見受けられますが、
700枚もまとまって現存しているのは、ここ京都だけだそうです。
京都の歴史を辿る上で、貴重な資料であると思いますが、
なんと、これを盗んでネットオークションで売りさばこうとした悪いヤツが居たそうです(-_-メ)
先日の京都新聞に掲載されていましたが、
立派な犯罪なのに容疑者の名前が出ていなかったナァ。
どうやら、残念ながら
この仁丹看板の窃盗は今回のこの一件のみならず。
今やこの看板は、歴史に思いを馳せる貴重な遺産なのだから
以後はこんな事件がないように願います。
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